山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

MIKABO GO TO BODOKAN 14

続いて「その未来は今」
よし、今日もこの曲のブレイク部分もばっちり呼吸が合ってます。歌詞も間違っていません(多分w)
見事にシンクロするピロウズ

そして、「雨上がりに見た幻」へ。
うーん、この曲、アウトロも良いんだよねー。
なんかCGIアニメが巨大ヴィジョンに映し出されているようですが、もうワシはろくすっぽ見てません。
ワシ、ついに武道館で巨大LEDヴィジョンを無視する術を身につけました!w
そのまま「ハイブリッド・レインボウ」が演奏されます。

そうだよね、この2曲はこのピロウズという物語の中でちゃんと繋がっている重要な部分を占めるものだものね。
2曲続けて演奏してこそ意味がある気がします。

しかし、なんかもうこの辺は正直、ワシの記憶もオボロで。
「えー、こんなセットリストだったのかー。ふーん。ちょっとつまんねー。良かったけど、正直つまんねー。一晩中演奏してくれると思っていたよー」
と、思っていたことだけを強烈に覚えてます(^^;

曲終了と同時にピロウズの皆さん、さっさとバックステージにはけてしまわれます。

「あれー?もう本編終了?短くない?早くない?もっとーもっとー。20周年なんでしょ?もっとやってもいいんじゃない??」
という思いは1万人バスターズ、皆同じらしく、拍手が鳴りやみません。

「今日はなんかお客さんが暖かくて、空気読めないヤジも無くて、良い内容だったなあ」
と思いつつ拍手し続けます。
まるで武道館がこぢんまりしたライヴハウスみたいで。
凄く良い雰囲気でしたね。
ただ「ピロウズを好き」という空気だけがこの武道館いっぱいに満ちてて、優しい気持ちの良い空間でした。
巨大ヴィジョンは蛇足でしたな。
あんなもん、なくてもピロウズピロウズのママで。

彼らがこの20年間、演奏して新曲を作り続けて、ただひたすらに自分たちの歩む道を信じてバンド活動を続けて来たというその事実だけが、この武道館をこぢんまりとした暖かな、ライヴハウスに変えることが出来たんですね。
この武道館に於いても、ピロウズピロウズのままでした。
このバンドとしての足腰の強さは本当に素晴らしい。

その声は、音は、心に突き刺さり、この夜も気持ちの良い涙を流させて貰いました。
なーんて思っていたら、アンコールに応えてピロウズが再びステージに登場。

さあ、アンコール一曲目はなんじゃろな?