山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイス、病院に行く

ボイスの術後の経過を見せるために獣医に出かけてきました(あと、年内残りのフィラリアの薬も貰うため)
ボイス、車に載せられて父ちゃんと母ちゃんとお出かけなので無茶苦茶上機嫌。
「何処に行くんだろうね♪」という顔でキョロキョロと外の風景を見ております。

獣医前に到着。

「犬の顔色が変わる瞬間」を久しぶりに見ましたw
ボイス見る見る顔色が変わり、尻尾は後ろ足の間に巻き込まれ、盛大に「しょぼぼぼん」の姿勢になり、オロオロソワソワし始めました。
ワシが先に病院の中に入り、「ん?」と夫とボイスの方を見ると、ボイス、病院内部に入るのを拒否っている様子w

腰が完全に引けてて、「そっちはイヤです!」という態度を全身で顕しております。
「あ。逃げようとしている」と呟くと、ドクター夫人が出てきて「あらあらあら」とおっしゃる。

ボイス、夫に無理矢理引きずられて待合室に入室。
入るやいなや、自動ドアの方を向いて、「ココが開いたら逃げるぞ!」の姿勢になる(ちなみにこの一連の動作の間中、終始無言でした<無口犬なので)

ドクターが出てきて、「その後どう?」と訊かれるのですが、ボイス<b>ドクターと目を合わせません。</b>

幸い、散歩帰りで暑い日だったので、盛大に舌を出してハァハァ言っていたので、手術後の傷の様子はよく見えました。
舌の切り取った部分も随分傷跡が小さくなってて。
舌の左側面を直径5センチくらいの大きさに切り取られていたのに、すっかり「細長い感じの切れ目」くらいの傷跡になっていました。

大きさは1センチ弱×2センチくらいの大きさでしょうか?
丁度、下あごの牙が当たる部分に来てて、「舌置き場」みたいな感じになっています。

「なんだよ、オレが丁寧に一生懸命見た目を整えたのに、糸を切っちまったのかよ」
と不服そうなドクター。
「手術したその日に自分で全部縫い糸を外しましたよ」
と言うと、
「まあ、美人コンテストに出るワケじゃないからいいか」
と、ドクター。

「コレでしばらくはやっていくか。再発したらした時で、その時考えよう」
と言うことで、今回は一件落着。
ボイスも術後の方が体調が良いようで、加齢の為に足腰が弱くなり、白内障が出始めてあまりモノが見えてない事を除けば、普通に家族に甘えたりして元気に暮らしております。
どうぞ、ご安心を。