山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初音ミク「Supercell」

ウチの長女がついに買いやがりましたよ!>初音ミクSupercell
一応、動画サイト等でどんな歌を歌っているか?はワシも知っていましたが…
買うかねー、普通w
動画サイトで十分じゃん?

「コレ買うぐらいなら、perfume買ってこいやー!」
と、言いたい気分をグッとこらえw

「ふ、ふーん、買ったんだー。へへへ」
としか言えない、弱きモノ、汝の名は母親である…

いやいや、彼女が初めて自分で買ったCDです。
(我が家では基本、CD、DVD、書籍類全て、親子共有なので、彼女は自分で好みのCDや書籍類を買わなくても済んだ子供時代を今まで過ごしてきた)

__認めましょう!(´д⊂)エーン

でも、批判する前に聴いてみなきゃ始まらない。
長女からCDを借りて、ワシの愛機「ピロウズ結成20周年記念号」(バスター君が「20」のゼッケンをつけているシールが貼ってあるだけの安VAIO)にブチ込んでみましたよ。

「ふーーむ」

確かに中にはウェルメイドのポップスとして良いものもありますが。
でも、「ライン」とか「初めての恋が終わる時」とか「ひねくれもの」とか「またね」とかは…。
(全12曲中4曲!?)
かなーり厳しいわ。ささくれだった48歳女性の心にはw

「むひょー、甘ったるくてダメーー!我慢できないーーっ!」とついついスキップしてしまいます。
初音ミクには近未来型(それこそ30分後の未来?マックスヘッドルームみたいな?)SFっぽい世界観が一番似合っているような(その出自からも)

まあ、総評としては、ボーカロイドという新しいおもちゃでクリエイターの皆さんがたが楽しく遊んでて良いんじゃないでしょうか。
非常にどれもキレイキレイな音楽ではみ出した部分や破綻がない。

そ、コレはまるで、かなり前(10年ぐらい前だっけ??)に出た「ヴァーチャルアイドル=チャッピー」みたいな感じ。
(そもそもチャッピーって売れたのか??)

ヴァーチャルアイドルだとライヴや握手会に行けるわけでもないし、そもそもおっかけも出来ないじゃないか!w
破綻した行動も取らないし、クールで、二次元の世界の住人で。決して聞き手の世界に進入してくることはないし、破壊することもない。
ま、ソレはソレでアリなのかも。

母は汗をかきかき、時々ぶっ壊れちゃうperfumeの方が好みだけどw