山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初老女一人旅・初日その6

実はこの時、ワシらはちゃんと傘は持っていましたが、
「どうせなら手ぶらで会場入りしたいよね」
と手荷物を最小限にしていたんですよ。

Yさんはエコバッグにお財布とタオル(ライヴ必需品)を入れて、ワシはパンツのポケットにむき身そのままでお金(グッズ&お茶代)を突っ込んでいまして。

昨日までの天気とは打って変わって、大阪市内「暑い」くらいの気温になってきたので、コートはホテルに置いて行く事にして。
フード付きのジップアップパーカー(千円)を半袖バスターTシャツ一枚の上にひっかけて、タオル(市松模様)は首にクルクルとネックウォーマー風に巻いてしまい、
「あはは、『あの人、夏でも無いのに首にタオル巻いてはるわー』って誰か事情を知らない人に悟られたら嫌だな」と笑っていたら、Yさんが、
「大丈夫!そのデザインならバレへんで」
と仰って下さる。

で、ホテルの部屋を出る直前。Yさんから
「ボイスさん(彼女はワシをこう呼ぶ「本物のボイスさんはウチの玄関前に居るんだけど…」(^^;としか応えられないワシ)、チケット持った?」
と訊かれて、
「…持ってない…」
と正直に応えるワシw

「_何処に何しに行くんだっけ!?」(゚Д゚;)
正直な話ワシ、アブナカータよw

雨の御堂筋をミナミへ向かってブラブラ下って行きますと、アメリカ村へ着きました。
「そうそう、昔、来た事あるわ、ココ」
記憶がよみがえりました(今回の旅の最中、コレばっかり)
黒田征太郎の壁画が目印です。

会場の様子を見ますと、既に三々五々バスターズが集まりつつあります。
丁度物販が始まったので、「買っとく?」と相談はすぐその場でまとまり、二人ともこのLGTCツアー初日でお披露目となった新グッズを購入。

ワシが物販のお姉さんに注文している間に何故か、中途半端に開けられていた両開きのドアが「「じわ?ん」と自然に閉まってきて、ワシ、全身を前後から重たい真鍮枠のガラスドアに挟まれながらも決死の体勢でグッズ購入w
ワシ、ドアに挟まれながら、「Tシャツとタオル下さい!」と要求し続けていましたぜ(^^;命懸けw

「何買った?」とYさんと見せ合ったら全く同じモノw
「期せずしてお揃いだね♪」と笑い合う。
ふむ、これも良い旅の思い出になるわ。
このタオルとTシャツを使うたびに、ワシはこの楽しい大阪遠征旅行の事を思い出すんだろうな。