山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

3年ぶりに大阪に行く その2(12/9午後編)

IMPで小どんぶりと小うどんのセットになったランチをYさまといただく。
ちょうどいい分量と、うどんはさすがに大阪のお味で美味しかったです( ^ω^)

食べながら、Yさまのお友達でやはり乳がん手術をなさった方のお話を聞く。
術後の治療とかお孫さんが生まれるとかで色々人生が大変な時期を送られていたようだ。
その方がある日、仕事を休んでおられたので「治療かな?」と思っていたら、
その方がお好きな女形の公演を見に出かけられていたらしいw

いやはや…
韓流にハマる奥様あり…早乙女太一にハマる奥様あり…人生色々。
でも、ワシらはピロウズに夢中で行くけんね!!
意味なく熱く誓い合ってしまう二人w
後にこれは「IMPの誓い」として歴史に残る出来事となるのであった(嘘)

難波に行こうと思うのだが、乗るべき駅がよくワカラナイw
iPhoneのマップ機能によると、「直ぐに駅があってそこから難波までは230円」らしいのだが、肝心の駅名が表示されない?
ヨクワカラナイまま、ビルの外に出ると、地下鉄の入口があったw
コレが新しい地下鉄路線「地下鉄長堀鶴見緑地線」だそうですよ!(駅名は「大阪ビジネスパーク駅」)
すごく綺麗で、物凄く深い路線(地下3〜4階ぶんくらいまで一気に下って電車に乗る)で。
トンネルも車両もこぢんまりとしてて、福岡市の地下鉄に似てます。
「地下鉄が臭くない〜」*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*(感動)

大阪にあるまじき清潔な地下鉄でした<失敬過ぎる。
川やらお堀やらがあるので、今の技術を持ってしてでないと叶えられなかった路線なんでしょうね。
心斎橋駅で御堂筋線に乗り換えるのですが、御堂筋線、浅い浅いw
しかも駅のホームが超レトロ。
一気に21世紀から大正に来た気がしました。

難波に出て、Yさま、
「アソコに行こか?」とおっしゃる。
「うん、行こ行こ」と即答するワシ。
アソコで通じる二人wおばちゃん同士の会話は「アレ」と「アソコ」で通じますw

二人で難波を歩いて高島屋東館を目指します。
ここも「カーネーション」のロケに使われていた場所で。
TVで見た豪華な大理石の内装とか真鍮の扉とかエレベーターが見られたらいいなあという考え。

ところが、この高島屋東館の周囲が。
日本じゃないw
看板がちうごく語だらけで。
たまに日本語の看板があっても「フェチ」とか「盗撮」「素人投稿」とか書いてある。

治安わるー!!
とおばちゃん二人で大声で呼ばわりながら高島屋東館にログイン。
高島屋東館だけ、この場所で「掃き溜めに鶴」状態。
歴史ある美しい建物が今も大事に使われております(高島屋友の会と結婚式場)

ワシらは玄関から入って守衛さんに「資料室の見学に来ました」と申告して3階の資料室(入場無料)に上がります。
エレベーターホールがまさに、「カーネーション」の撮影に使われていた場所で。
豪華な大理石の内装。素敵なフランク・ロイド・ライト風の照明器具や鉄製の飾り(欄間?)がついてて、超レトロ&クラッシック&豪華。
守衛さんの指示で「左のエレベーター」に乗るのですが。このエレベーターのドアも素敵!
階数表示は時計式で。
右のエレベーターはちゃんと針が動いていましたが、左のエレベーターは針の代わりに照明が灯るようになっておりました(´・ω・`)<あの真鍮の針が回るのがカッコエエのに〜〜

そして、さすがにエレベーターの中身は「今風のもの」に入れ替えられておりまして(苦笑)
あっちゅーまに3階に着いちゃうw残念。日本橋高島屋風のエレベーターを期待しとったワシが馬鹿やった。

資料室につくと、床は玄昌石張りで「昭和レトロ」の味わい。
木彫の大黒天とか玉虫厨子の複製とかが「ドウダドウダ」と飾ってあります。
歴代社長の写真やら商品券の変遷、マスコットキャラクター「ローズちゃん」の変遷、制服の変遷なんかを見ながら「そうそう、昔の百貨店てありがたい存在だったのよねー」と思い出しました。

高島屋東館を出た後、難波に戻ってたら千日前道具屋筋商店街に遭遇。
「ちょっと見てっていい?」と見学させてもらう。
座布団専門店、のれん専門店、業務用調理器具専門店、狭いけど楽しい商店街でした。
「大阪らしいところに来たわー」と観光気分満点。

いい時間になったのでホテルにチェックイン。
難波なのにすごく静かでいいところ。
新しくてホテルの設備も綺麗で充実している。
フロントの人が「シングルをご予約でしたが、ツインの部屋が用意できましたので、そちらにお泊り下さい」と言ってくださる。
「えー、一人でベッド2つも使わないのにモッタイナイぽよ〜」φ(゚∀゚ )アヒャ
とか思ってたら、Yさまと部屋に上がろうとすると、フロントの人が、
「基本、当ホテルは宿泊予定のお客様以外はお部屋に入れないことになっております」と呼び止めるですよ。

「1時間ほど休憩して暗くなったら出かけるんですけど。それでもダメですか?」
と言うと、
「そういうことなら構いません。お出かけの際はフロントに一声おかけください」と言われてしまう。
「??なんかヘンね??」と思いつつ(その理由はのちに判明してしまう)も、「そうします〜」と返事してお部屋に入りました。

二人でTVを見ながらお茶飲んでお菓子食べて、ウダウダ夕方まで喋り倒しておりました。
夕方になったらバスター君Tに着替えて。二人でなんばハッチを目指します。
フロントで「なんばハッチへはどう行けばいいですか?」と尋ねると、地図を下さって、親切に道順を教えて下さいました。
「ありがとうございますー」とお礼を言って、教えられた通りの道順で徒歩でなんばハッチまで。
師走の街はグッと冷え込んで、「半袖ライヴ日和」w
二人でまたしてもあーだこーだ喋りながら歩いていったのですが、Yさまは「地上を歩いてなんばハッチに行くのは初めての経験」だそうで。
道をよくわからない二人で歩いてなんとか30分ほどかかってなんばハッチに着。

物販の列に並んだのですが、「人が少なくない?」という印象でした。
それと男の子が多い。
3年前、年末のピロウズワンマン(LGTC)でワシが大阪に来たときは、あまりの女子率の多さに愕然としましたが(みんなどんな受け止め方をしているのだ!?)
今回は福岡と客層が似てますね。

Tシャツ2枚買って一旦なんばハッチを離脱。
アメリカ村に行ってたこ焼きを食べて軽い夕飯にしました。