山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ダルトリー=ジャイアン説

その後、BS民放でTHE WHO日本単独初公演記念番組を見ていたら、ロジャー・ダルトリーが結構ちゃんと歌っていたので、
「あ?この前のトリビュートライヴの時は調子が悪かったのか?」と思った次第。
でも、同じ番組内でも別ステージの様子を見ていたら、また一段とジャイアン化が進んでて、
「この人、ステージによって声が違いすぎる」(:D)| ̄|_
と、認識しました。
勿論、若いときはココまで聞き苦しくはないんですけどね(^^;

で。気がついた事。
「ひょっとして、ロジャー・ダルトリートム・ジョーンズになりたかったの??」という事。
いわゆる黒人音楽のヴォーカルに憧れて、男前の声で朗々と歌い上げる「黒人の物まねをする白人タイプ」とでも言うべきか?なんと言うべきか。
そー言うタイプの人になりたかったのかな?と思った次第。

「(ジャイアンからは)随分距離がありすぎて今の今まで気がつかなかったけど…」
と、夕べ、ちらっと思いました。

でもイギリスのこの年代の人(ギタリストならクラプトンとかキース・リチャーズとか)には多いタイプかもしれませんね。
第二次世界大戦後、白人労働者階級の若者が強烈に魅了された音楽は、黒人音楽のブルースやジャズだったわけですし。

「俺も黒人になりたい!」と頑張った果てがジャイアンだったのかも?
まあ…違うかもですが、ワシはそんな風に感じましたね。

で。
「イエスって今はドーなってんの?」と調べて自己解決。

今年は名盤「Close to the Edge」(ワシの人生「ベストロックアルバム10傑」に堂々ランクイン)の世界観を再現した大規模なワールドツアーを予定していたのに、なんとジョンが喘息で入院。

ジョン病欠によりヴォーカリストは代理の人が参加。
キーボードもリックの息子、オリヴァーが参加だそうで。
今現在、北米を廻っているのかな?

「Close to the Edge」は本当に大好きなアルバムなので、このツアーは見たいなー。
出来ればジョンで見たいなーw

この強烈な変拍子と美メロ、実はシンプルな曲調(トラッドフォークとカントリーの融合)
「うたごころ」あふれる世界観が好きなのよ。

そういや、NHKで見たライヴも客の大半がWASP以外の人たちだったなー。
エスは「ワールドミュージック」の先がけって事か?