山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

母と一言に言っても

その夜は次女に夜食(ハンバーグ&野菜&チーズのサンドイッチ<有り合わせw&自家製ラッシー)を作って食べさせて、寝た訳ですが。
__早いもんでもうあの夜から2週間経とうとしています。

「でも、世の中には、自分の子どもがお昼ご飯を食べたかどうか全く気にしてない人って、本当にいるんだ」
が真っ先の感想でしたね>今回の千葉の事件
ワシだったら、自分の5歳の子供がお腹を空かせて、朝、清掃作業を手伝った時に町内会から貰った駄菓子を片手に雨の中、外をうろついているのか?とか思っただけで、人ごとなのに、可哀想で不憫で涙が出て来るし。

ワシは気にするけど。
でも「全く気にしないお母さんも居る」って事。「人生色々」

しかし、この千葉の事件での、ここまでの放置っぷりはちょっと珍しい(ワシが今まで実際に見たどんな放置子でも、お昼時には一旦、家に戻っていた)ですな。
(まあ、この家庭ではもしかしたら「お菓子が主食」でデフォだから、母子ともに全く気にしてなかったのかもしれませんが<実は昔、夫の会社の同僚にこーいうヒトが居た)

5歳の子供の姿が午前11時ぐらいから午後の4時過ぎまで一度も見かけなくても、祖母も実母も全く心配もしない家庭もある。
これも「驚異の世界」でしたね。
ワシなんか、我が子の姿がものの20分でも姿が見えなくなったら、気が狂ったみたいに叫びながら探しまわってましたが(ーー;
(で、その結果、客間の隅っこでこっそりと毛布被って昼寝していたりw)

「手からジュースを離さない」ってダケで、まだよちよち歩きの子供をサティの店内で通路を滑って行くくらいの勢いで殴り倒すお母さんも居る。
「ワタシには子供なんかいない」「見えない」とばかりに、無視&無関心を決め込むお母さんが居る。
「子供は放っておいても育つ」が持論で(ウチの実母だw)子供の世話なんかしない。
その代わりに、子どもに子どもの世話をさせる(実弟はワシが育てた<そのおかげで長年「子ども嫌い」だった)ってお母さんも居る。
毎朝、子供の悲鳴が聞こえて来るぐらいに虐待しているお母さんも居る。

「お母さん」と言っても実に色々で、人それぞれで。
「自分が一番可愛い人」も多い。
「母性ゼロ」なのが、実は人間の基本の姿なのかも。
何かを失いながら得るものが母性だという気がする。
自分の中のなにか大事なものを失いながら獲得するものが母性なのだ__という気がする。