山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

再結成のニュース一つでココまで盛り上がれる

______おかしい(ーー;
この日記を読みにこられる読者様の人数をちょいと減らさせて貰おうとw(実はワシは時々こんな事をやってしまいます。元々、友人関係20人ぐらいに当てて書いている日記なものでね)
すっごくマイナーな話題でこの日記をやっているのに。
減らないorz

ねえ、みんな。そんなにマガジンが好き?(´・ω・`)
ワシ、今までリアルで「マガジンのファンです!」って人に会った事無いんだけどね。
(ヴィサージュとか、バリー・アダムソンとか。「マガジンのその後」のファンという人になら会った事あるが)
あんまりにも「会った事が無い」ので、友人関係にコピーを配り歩いて、日本の某所でのみ、局所一点集中的に異様なまでにマガジンブームが湧き起こった__というか正しくは、「ワシが湧き起こした事」ならあるけどね。
おかしーなー(首を傾げている)

もしもまだ聴いた事が無いのなら、皆さま、是非とも、マガジン。一度お試しになってね♪

1970年代末期頃、パンクムーヴメントに乗って突如現れ、素晴らしいアルバムを3枚だけ残して(正しくは4枚、ライヴアルバムを含めると5枚なんだが__正直4枚目は「マガジン作品と(ワシが)認めたくない」ので)「ポストパンク」「ポストニューウェーヴ」の道を切り開きながらも、殆どどの世界からも支持されず、「パンク界のロキシーミュージック」とか「労働者階級のピンクフロイド」とか酷い蔑み方の言われようのまま、消えて行ったバンドです。

しかし、その功績とその後のバンドに与えた影響は計り知れないほどに大きく、おそらく、1980年以降に出現したバンドで、彼らの影響無しにやって来たバンドは無いのではないか?(特にイギリス、マンチェスターに於いては皆無と言える)と思えるくらい。
それくらい、重要なバンドです。
ワシが好きなのは特に2枚目「Secondhand Daylight」
サミュエル・ベケット(「ゴドーを待ちながら」<ピロウズ「PML」のジャケ写の元ネタですね)の世界を思わせるような、独特の空気感をもったアルバムです。
しかもジャケ写がなんと、「荒野に刺された棒杭の上の生首&晒し首」(ヒー)という画期的デザインw
グロですが、でもこのアルバムの持つ陰鬱で不条理で奇々怪々な雰囲気によく合っております。
「ゴスの始祖」という側面を持つこのバンドにぴったりです。