山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

マガジンの新作登場

長生きはするものですな。
今朝、こんなニュースが飛び込んできました

Magazine
‘No Thyself’ / Tracklisting

01. Do The Meaning
02. Other Thematic Material
03. The Worst Of Progress....
...04. Hello Mister Curtis (with apologies)
05. Physics
06. Happening In English
07. Holy Dotage
08. Of Course Howard (1979)
09. Final Analysis Waltz
10. The Burden Of A Song

Bonus Track
Blisterpack Blues


な、なんと、Magazine(イギリスのバンド)が30年ぶりに新作を発表!ですってよ。皆様!
いやー、長生きはするものですな。

そのバンドの鮮烈なデビューと栄枯盛衰の一部始終をリアルタイムで目撃した身としては。
これは買わんとイカでしょうよ!
イギリス本国では10月24日に発売らしい。
それに合わせてUKツアーとアメリカはLAで公演もあるらしいし。

よっしゃ、その流れで日本にも来いやぁっ!!なんですが。
実はワシ、リアルでワシ以外にマガジンのファンに会った事無いのよねー。
ツイッターとか見ていると吉村秀樹(ブッチャーズ)も古市コータロー(コレクターズ)もマガジン好きらしいけど。
東京で公演したとして…300人入るかどうか…
ナニがなくともワシは行くけどなっ!

当時のワシはパンクムーヴメントそのものを馬鹿にしてましたっけ。
「こんな一過性の流行に乗るなんて馬鹿」と(しかし、結局は自分もまんまと乗っちゃうわけでしてw)思ってて。
なので、マガジンの出現はまさに快哉を叫びたくなるような胸が透く思いがする出来事でしたね。

「自分と同じ事を感じている人が海の向こうにいる!」というのは、ネットもない時代。
なんとも心強いものでした。
その人達が、自分たちの模索する音楽を探しながら、道無き道を切り開き。
結果としては、フロントマンのハワードのお父さんが亡くなることで道半ばにして彼らの活動そのものは途絶えてしまったわけですが。

彼らが撒いた種は世界中で花開き。
まさに、百花繚乱となって、今のオルタナティブな音楽シーンに多大な影響を残しているのですが。
残念なことになかなかそのことを世間の人が知らない(苦笑)

Magazineがいなければ、U2も、ザ・スミスも、レディオヘッドも、フランツ・フェルディナンドレッチリですら今の音楽性とはまるで違っていたはずなのに。
レディオヘッドに至ってはまさに「直系の息子」というくらい酷似しているのに。

…なんでMagazineは認められないんでしょう?気持ちが悪いから??