山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Tokyo Bambi PVレビュー その5

だってねー、あのお皿の上のショートケーキに花火が刺さっているシーンとか。
あのシーン一つとって考えてみても。

カメラで一瞬、振って、その瞬間にケーキの上の花火が綺麗にパチパチ燃えてないとダメじゃない?
「点火しませんでした」じゃお話にならない。

で、次の瞬間、カメラがよそを向いて、またショートケーキに戻ったときに、花火は消えて無くなっていなければならないし。
コレはカメラがよそを向いているスキに、スタッフさんが単に花火を引き抜いたのか?それとも皿ごと新しいケーキに差し替えたのか?までは確認できてないのですが、手間とタイミングを考えると、なかなか難しい事ですよ。

だって、「はい!今、花火に火をつけて!」「はい!今、ケーキ入れ替えて!」って。
秒単位での仕事ですよ。
カメラの割り振りの為には、秒単位でのコンテが必要になるし、このスムーズなセットチェンジ(?)も練習が必要でしょう。

ハンドマイクで暴れながら歌っているさわおにしたって。
歌の間中、ずーっと暴れて飛び跳ねているわけにもいかないし(年齢的に息切れもするだろうし)
カメラがよそに振られている間に休憩する時間も作ってあげなければならない。

「なかなか策士なPVだなコレ」

画面が寂しくならないように、壁面には「Oh!YEAH」の電飾をつけるし(「なんだ、『あぅいえー』じゃないのかよ」__と、おそらく、世界中のバスターズが(´・ω・`)ショボーン)
前に出てきて歌うさわおのせいで(?)寂しくなった画面左隅は、ちゃんと「影男」が配置されているし<コラコラコラコラ
レトロな脚つきテレビの中では、プレゼント男とバンビ女のダンスシーンがオンエアーされていたりする。

「お金はないけど、アイデアと手間なら惜しみませんぜ!」なコンセプトのPVですね。
このスタイルもピロウズにとても似つかわしいと思います。

あ、あと一つ。忘れないでちゃんと「衝撃シーン」の事も書いておかなくては。
ワシは初見時に思わず、「わははは!さわお、ちょ、待てwwwwww」と激しく笑ってしまったのですが。
さわおが真鍋代表の脚の間に座り込んで暴れる?はしゃぐシーンが結構衝撃でしたね。

「うわ!おっさんがおっさんに甘えている!?」

我が娘は、「まーた、甘えてる!どこまでスキなんだよ!?」と言ってましたが。
ちなみに某スレでは「キンタ枕」とまでの言われようでした。