山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ロックな俺」は幻想です

結局、フーファイターズ最後まで見てしまい、怒ってるワシら夫婦。
「こんなの全然ロックじゃねー!!」
喜びも興奮もナイ、タダのショーですよコレは。
「こんなチケットに一体、みんないくら出したのか知らんケド、よくもハイドパークに8万5千人も集まったもんだ.....タダかしら!?」<暴言

いやはや。なんかねー。
あんまりミットモナク怒るのもカッコワルイけど。
でもねー。どうなのよ?
モーターヘッドのヴォーカルが参加してモーターヘッドの曲をやったり、クィーンのロジャー・テイラー(@レクター博士似<体重が特に)とブライアン・メイ(@今や爺さんプロレスラーみたいな)が出てきてクィーンの曲をやって、ドラマーがヴォーカルをとるのって。
もう、ワケワカラン。
「これって、あの、ちょっと前にテレビでやってた『夜もヒッパレ』って番組だっけ?」と困惑しました。

こんなんじゃあ、なんだって「アリ」ですよ。
いっそのこと、北島サブちゃんの「祭」も出せよ。
盛大に紙吹雪飛ばして、「はぁ??あ、まつりぃだまつりぃだ♪」ってヤレよ。
神輿持って来てワッショイワッショイってやれよーーー!!(叫)

ワシ、ちょっと前までね、カート・コバーンの伝記映画をあの、ワシの天敵ガス・バン・サントが撮るって言うんで、「えー?どーゆー事??」って困惑してたんですがね。
このフー・ファイターズを見てたら、もう、ガス・バン・サントで十分だわさ。
もう有り余っちゃうくらいに十分よ!

ワシ、一生、見ない。

あ、もう一本腹立ちネタ言ってイイ?(半笑)
今さ、書店に、「ROCK DAD」とかいう雑誌が売られているのよ。
コレが又、ロクでもねぇ??。

何せ巻頭の特集が「CHAR&ジェシー親子」_| ̄|○orz
うわもう、全然ダメダorz
だって、どっちも「全然現役じゃない」じゃん。終わっているじゃん。カッコヨクもナイし。
タダの「ミュージシャン親子」という「記号」じゃん。ただの。

全ページ、これでもかと「ロックなカッコイイ親父であるには?」みたいな特集が組まれた雑誌なんだけど、どれもこれも「終わっちゃっている感ありあり」で見てて痛々しい限り。
まあ、小金もってる「昔ロックな俺だった」みたいな人の幻想を満足させるにはこの程度で十分なんだろうけど。

人はロックに染まればそれは一生抜け出せないよ。
ソレがワシの人生46年の結論である。
「昔は俺もロックだった」なんてのは「気のせい」です。