山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「音燃え!」を見る

地上波では日本テレビ系の深夜番組である
音燃え!
http://www.ntv.co.jp/otomoe/
を初めて見てみました。
「いやー、面白い!」
地方では放送がされてないので、ワシはBS民放の再放送にて見たのですが。

「どんな番組?」とよく事情が分かってないのに録画してみたのですが(^^;、コレは「オオアタリ」でしたねえ。

いわゆる、高校生バンドが対決する「バンドバトル番組」なのです。
一年掛けてトーナメント方式で、優勝者を決めるのですが。
まずは、一回の放送につき、2バンドが出演します。
番組が出す「お題」(日本語ロックの歴史を築いてきた有名ロックバンドが出されるようだ)に従って、曲を選び、その一週間後には新しいアレンジにてスタジオで観覧者とゲスト審査員(現役ロックミュージシャン)を前に2バンドがガチンコ勝負で演奏するスタイル。
そして、ゲスト審査員が「どちらが熱いロック魂を持っているか?」という判断で勝者を決めるのです。

一年間勝ち抜いて、グランドチャンピオンになると、三ツ矢サイダーのCMに本人達とオリジナル楽曲が起用して貰える特典付き。
「お題」を渡されてから、曲を決める様子、日々の練習の様子をドキュメンタリーとして取材し、そのバンドのバックグラウンドも紹介するので、単なる「イカ天的なバンドバトルもの」というダケではなく、「青春ドキュメンタリー」という側面も持っています。

で、ワシが見た回は、「ウチの長女が選んだ理想の男性No.1」の増子直純さんがゲスト審査員でw
「おお、コレは見物だわ!」と身を乗り出して番組を見始めるワシ。

この日の対バンは、「普通の女子高校生バンド」VS「高偏差値お金持ちおぼっちゃんバンド」
実に対照的な2バンドで、ヴォーカルの子が喉にポリープを抱えているので、バンド解散まで思い詰めて練習に励む女子バンドと、技術もあってお金もある。でも勉強も優先させたいので練習が思うように出来ず、なんとなくバンド内に不協和音が流れるぼっちゃんバンド。

果たして、勝者はドッチ!?
なんですが、まあ、増子さんらしい判定で。
見事な大岡裁きにワシ、感動。
しかも最後はぼっちゃんバンドに説教までなさっていたという(^^;
しかも、その説教を、受け慣れてナイせいか?ぼっちゃんバンドの面々は「どうでもいいけど、このオヤジ、うざ」みたいな顔をして聞いていたのが、味わい深かったですねー。