山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ちっ、腐ってやがる

なんでこんな事になったのか?とライダーズをメンバーを責めようというんじゃないんです。
まあ、それ(才能&情熱の枯渇)は経年変化による仕方のない事_とも言えるし。
ただね、年に数度しかないステージだってのに、全然ソレに対してすら真剣に立ち向かわないという彼らの腐り具合に真剣に腹が立ったってだけの事です>ワシの怒りの原因
特に、ツアー初日、福岡はDrum-LOGOSでのステージは目を覆うばかりでした。
演奏はヨレヨレ、音は外れっぱなし。

だって、彼ら、一度もリハーサルすらしないんだもん。
ぶっつけ本番ですよ?
レコーディング中だって全員がちゃんと顔を合わせる事が無いようなバンドなのに、そんな状態では普通に演奏するって事でさえ、困難であるという事を何故自覚しないのか。
「本当の事」を見つめるのはそんなにも恐ろしい事なのか?

「バンドとしてもう全然テイを為してないよね」という言葉を飲み込んで、「でもコレってロックっぽいよね」なんて御為ごかしかまされて、笑ってられるほどワシは「いい人」ではないのだ。

このライヴのチケットをお金出して買った人の立場は?
長年憧れたムーンライダーズのライヴを、いよいよ目撃できる!と胸躍らせた人の思いは?
一体、何処へ行くんでしょうね?
ランゲルハンス島あたり?(素)

コレではマイコーが歌わないディナーショーと何処が違うのか。
ファンはお布施を施してくれるパトロンでは無いはずだ。
本当にドフザケテイルとしか見えませんでしたね>彼らの態度

その腐り具合は、本当にファンであった自分自身の過去を呪いたいぐらいでしたとも。
それは「健康には気を遣っているからね」と言いつつ、イカシタ伊レストランで野菜をつまみながらワインで流し込むその姿。
「渓流釣りに凝っててね」と言いつつ、工事現場みたいな護岸工事された「いけす」みたいな場所で釣りを楽しむその姿。
「サッカー大好き!」と言いながら、ジイサンが一人、若者に交じってヨタヨタと走り回り、相手チームにまで気を遣わせて決めるヨレヨレのシュート場面とか。

あぁ、もう、ワシ、自分が年をとるのが恐ろしくなりますよ、こんな映像を並べ立てられたんじゃあ!
ワシ自身は「踊れるうちは踊っていよう」「素晴らしい音楽に出会えるウチは聴いていよう」とか思っているのに!!
ソレを否定するよなこのドキュメンタリーの内容!(笑)

反面教師?