山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

産まれ出ずる悩み

・ワシ立ち読みに出かける
チェックしたい雑誌があるので、出かける。
近所に大きな本屋が出来たので助かる。家から車で5?6分。信じられん!店の外は昼間ッからイノシシが闊歩しているような場所なのに。

無事、雑誌を見つける。
音楽と人」今月号
http://www.usen-magazine.jp/oh/latest.html
表紙はこんなぁ??ゆきぃ??♪レミオロメンだ。

ワシの大ご贔屓バンド「てるる...」のインタビューが載っているので、チェックしに来た次第。
インタビューは僅か1ページだったので購入せずに立ち読みで済ませる。
グラビアページでの彼らの若さ(幼さ?)に改めて衝撃を受ける。
「そうか、まだ22?3歳だもんね」
___ワシとは親子ほども歳が違うって事で。
「こりゃあライヴで踊り狂うのは問題があるかも」という思いがフトよぎる。

・ワシ、家族に詰問する
テレビを見ていたら、怪しげな中年女性がトイレを磨きながら踊り狂うという面妖なCMが流れた。
一瞬、冷たいものが背中を走った。
思わず、すぐ隣にいた夫に、
「ねえ?もしかして、踊っている時のワシってこんな感じ?」と質問してしまうワシ。
(ワシは家庭でも極く普通に踊り狂っているので)

「自分で自分の事が良くワカッテナイ人」って世間でよく見かけるような気がするので、
「は!?もしかしたらワシ自身だって、タダ、自分のミットモナサに自分で気がついてないかも!?」とゾッとしたのだ。

するとダンナ苦笑しながら、
「なんでそんなに自己評価がそんなに低いの?ミカボはイケテルよー」などと言う。
あの口下手なダンナがこんなウマイ事言う時はなんだかアヤシイ。
ちょっとアテにならない気がしたので、長女を捕まえて詰問するワシ。

「ねえ、この前、バックホーンのライヴに行った時に、物凄く気持ち悪い人が踊り狂ってたじゃん?あの人、お母さんに似てないか?」
メチャクチャ直球の訊ね方である。
でもワシの恐怖はソコにあるのだ。
「自分では気がついてないが、もしかしたら、ワシ、物凄く不気味なオバサンなんではないか?」
なんせ冷静に考えてみればワシは46歳。
今年は47歳だ。
世間では孫のいる人だっている年齢である。

「ロックのライヴで踊り狂う人生でイイのか!?ワシ!?」<今年最初の悩み

すると長女はこう言った。
「お母さん、踊っている時カッコイイよ!」

よし、まだ踊るぞ<単純