山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

視線恐怖症の理由

と云う訳で割りと簡単に「よし、まだ踊るぞ」と心に固く誓ったワシではあったが、くれぐれも諸君らは、よしんばドッカの会場でワシを見かけたとしても、くれぐれも声を掛けないで居てくれたまへ。
もしも「もしかしてボイス母さんですか?」などと声を掛けられようものなら、
「ギャッ!」と一声叫んで、そのまま山奥の自宅に泣きながら飛んで帰り、永遠に引きこもってしまう可能性が大きいからである。

「お願いですからコッチを見ないで」(願)

どうも秋のZeppツアー以来、ワシは「視線恐怖症」気味ではある。
昨日、久しぶりに「あの時の事」について長女と話し合ったのだが。
そもそもはウチの夫が、
「アンタらが●スチル桜●に睨まれた睨まれたって主張しているけど、そんな事ってありえるのかいな?」と発言した事に端を発するんだが。

「いや!睨まれたし!!『オマエラコロス』みたいな視線で延々睨まれたし」と長女。

ワシも最初、「なんでコッチ睨むのかなー?コッチ睨んでんじゃねえよヴォケ。あんまコッチばっか見てっと、コッチこそオマイを殺すぞゴラ」と軽く思っていたんだが。
でも、この段階ではマダ、
「いやいや、このコッチを見ている感じは気のせいよ。フフフ、ワシったら自意識過剰さん♪46にもなろうかというのに。ステージからコッチが見える訳ないじゃん」と平和に思っていたんだが。

でも、偶然も三回繰り返されたら、それはもう「偶然」ではありえませんね。

「あ、やっぱりコイツ、わざわざ端まで歩いてきてワシの事、睨みに来やがってる!?なんだコイツ、コッチ見るんじゃねーよ!ワシの目が腐るだろ?てめえ、てめえの正体なんかこちとらまるっとお見通しなんだよ、てめえが職人ですらネエ事はもう判っちまったんだよ!!オマイなんか恥知らずのタダの業界の寄生虫だゴラ。オマイは自分の才能の無さを思い知った揚げ句、白昼オロオロと歩き回り、自分を恥じてアクビして氏ねやー!!」

とまあ、このような呪いの科白をワシの脳内で繰り返し唱えてた事は勿論、無く。
ほら、この日記「基本妄想」ですしね?

ただ、単に、「睨まれてたから睨み返してただけ」ですよ?うふふ♪
やだなあ、46にもなってそんな戦闘的な「人の母」が居るワケないじゃないですかー?あははーー(棒)みたいな?(冷静)

でもあれだけの悪意を持って人に睨まれたのは人生初でしたね。