山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

七隈祭 前夜祭 Zepp福岡 11/1 その4

ピロウズ、最後の演奏は「ハイブリッドレインボウ」
「うわー、ワシ、今年はこの曲、一年で三回も聴けちゃったよ。こんな年はもう無いんだろうな」
などと思いながらも、例の「ギターソロに入る時にひと睨み」のポーズの確認を怠らないワシ。
「うーむ、今日は睨む時間が長い。気合いが入っているのね」などチェックするし、
「やっぱり高速ピッキングでは顔がぬらりひょんになっているなあ」などと無礼な事も考える。

いや、好きなんですよ「ハイブリッドレインボウ」
もう自分の葬式の時は、出棺の時にコレをかけてもらいたいぐらい。
で、出席者に「オマエにもう明日はネエんだよ!」と速攻で突っ込んでもらいたいと
思っています。ええ。

そして演奏終了。
「ふう、素晴らしい演奏でした」と思いつつ、アンコールをねだるのです。
ファンは強欲ですね。

期待はしてなかったのですが、なんとアンコールに応えてくれましたよ。
「こんな学祭の対バンなのにアンコールやるんだ」と思っていたら、山中さわおが発言↓
「この会場9時半までの使用期限になってたんですけど、もう過ぎちゃったから
(アンコールを)やってもイイそうです」
と、いうワケでその前のMCで、
「この大学でバンドやっているヒト、手を上げて」と挙手させて、
「オレらあと5年10年はやっていくつもりだから、早くコッチ側に来いよ。一緒にやろうぜ」と誘っていた発言を受けて、こう発言は続きました↓
福岡大学の諸君に送ります」
で、「ファニー・バニー」を演奏。

「君の夢が叶うのは、誰かのオカゲじゃないぜ、風の強い日を選んで走ってきた」
「飛べなくても不安じゃない、地面は続いているんだ。好きな場所へ行こう、君ならそれが出来る」
おぉ、まさにkid-nap(ping)musicをやっているピロウズの本領発揮のワンシーンでした。

続いてアンコール二曲目「リトルバスターズ
春のツアーでは「ランナーズ・ハイ」をやったので、福岡ではコレは演奏されなかったんだよね。
聴けてヨカッタ!
真鍋代表が「世界征服 真鍋吉明」のポーズで握りこぶし振りかざして力いっぱい歌ってました。
バスターズも満面の笑み。
ピロウズも満面の笑み。
客電は点けっ放し。
でも皆、幸せそうに大声で歌いながら飛び跳ねている。
次女も床に下りて、自分の足で飛び跳ねながらコブシ振り上げて歌いながら踊っている。
あぁ、本当に幸せな夜。