山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

怒髪天presents「熱血!九州便」10

そのように「不自然なポーズ(楽器うつぶせ弾き)で弾き続ける曲」なワケなんですが>「Calvero」
メンバーが妙に神妙な顔で演奏しているのがおかしい。
いきなり、ベースの鈴木淳がイントロで弾き間違えていたのも場内失笑でした。
でもまあ、一旦、曲が走り出せば、あとは山中さわおが小首かしげて妙にニヤついた不敵な表情で歌うだけで場内は盛り上がります。

そしてアンコール二曲目。
いつもの「Little busters」
するってえと背後の男が両手でワシの背中の真ん中辺りをド突き始めたんで、腹が立ってしまい、振り返ってシミジミとソイツの顔を睨んでしまう。
「なんだよ、コイツが有名なモッシュゾーンでのブラ外しの犯人かよ!?」という目線で睨んでしまう。
「ワシはオバチャンだからブラを外しても痛くもかゆくもないが、ウチの娘のブラを外そうものなら、てめえこの場でコロス!!」という視線で睨んでしまう。
こちとら「ライヴの現場=ケンカの現場」だった時代から踊っているんだから、てめえが生まれる前から踊り続けているんだから、舐めるんじゃねえぞーー!!
という視線で思いっきり睨んでしまう。

___な、46歳主婦がこの世に居る訳無いじゃないですかー。あはははー。
でも「振り返った顔がオバチャン」だったから、さぞかしこの男もオドロイタだろうねえー(半笑)

「ふむふむ、なるほどなー。今日は『Smile祭』だったんだー」と納得して演奏終了。
ピロウズのオリジナル曲は、数えた事ないけど200曲近くあると思う。
その200曲の中から、この夜演奏した曲が12曲。
ウチ、アルバム「Smile」(2001年)からの曲が4曲も含まれている。
コレは物凄い割合ですよ。
第三期後半の幕開けとなったアルバム「Smile」
そこからの曲が多かった_というのには意味があるような気がします。

観客は「福岡ならでは」のダブルアンコールを要求するが、係員から「今日の演奏は終了しました」と告げられて諦めて家路につく。
ピロウズ側はダブルアンコールをやるつもりだったようだが、会場側から「時間切れです」と告げられていた<最前列だとこんなやり取りも見える)

とあえず、外に出て、自動販売機で水分を補給。
酸素水とビタミンが入った清涼飲料水二本をまたたくまに飲み干す。
それでも飲み足りなくて「家に帰って命の水(ウチの地下水)を飲みたい!」と心底思う。
娘とヨロヨロしながら電車で帰宅。