山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ベスト盤の落とし穴

えーっと、先月ついにピロウズ第二期に突入しました。
コレはナンの事か?と言いますとですね、つまり、「やっとピロウズ第三期のCD及びDVDのコンプリートが出来たので(なんと2年がかり!!)、お次は第二期を勉強してみようかなあ」と、そんな経緯です。
なんせワシ「遅れてきたファン」なので、2年前はCDすら何から買っていいやら皆目ワカンナカッタ訳ですよ。
で、とりあえず、最初に買った「GOOD DREAMS」でピロウズの世界にどっぷりとはまってしまったので、
「んー、とりあえず、第三期だけでも遡って聴いてみるか?」と思ったのですが、ココでダンナが
「やっぱりさあ、ベストとか聴いてみた方がいっぺんに判ってヨクネ?」と言うので、
「そ、そうか?いずれ全部揃える事になるような気がするんだが」と思いつつもとりあえず、ベスト盤買っちゃったのよね。
他の人はドウか知らないが、ワシ的にこの選択は大失敗でした。
まずこの当時のワシは、「ピロウズはアルバム毎に音楽性が異なっている」という事実がよく判ってなかったんですね。

で、ベストを聴いて…「え???」(困惑に次ぐ困惑)

勿論、曲単体としては優秀なんだろうけど、時代も音楽性もあまりにもバラバラで、コレではちっとも「ピロウズの実像」に迫れない気がしたのです。
しかもこのベスト盤に入っている第二期の曲が、コレがまた…コレだけ取り出して聴いてみるとなんとも「浮いた感」が否めなくて、ワシ、更に困惑。

「も、もしかすると嫌いかも?」と疑いながらも、
「いや、でも、ちゃんとフルアルバム聴いたら印象も違うだろうし」ととりあえず、「世間的に評価が高いアルバム」を聴いてみる事にしました。
それがコレ↓
「Thank you, my Twilight」
http://www.amazon.co.jp/gp/explorer/B00006JLEQ/2/ref=pd_lpo_ase/250-4174947-8270608?

まあ、音楽性は案の定orz「GOOD DREAMS」と全然違っているし、「ディスコ??」みたいな曲もあって、目が白黒してしまったのですが、でも、この中の「Come on ghost」という曲が無茶苦茶カッコよくってですねえ。
「あれ?やっぱりピロウズって良いじゃん」と思いました。
そしてまたある日の事、一人で車を運転しながらこのアルバムのタイトル曲を聴いていたら…

ワシ、またダラダラと涙を流して感動していたんですねorz
「奇跡は起こらなくても十分だぜ、今日が最後の日でも」
いや、全くその通り。その気持ち、ワカル。