山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

還暦目指して遠大な計画

で、もうすぐ誕生日のウチの上の娘さんが独り言でこんな事を言う↓
「あ??。ギターとか弾けたら楽しいンだろうなー。カッコイイんだろうなー」
そ、それは、「ギターを始めたい」って事ですかい!?(^^;
思わず、「なに?ギターが欲しいの?」と訊くと、
「いや、そういうワケじゃないけど、弾けたらイイナーと、思う」

…まあ、そういうお年頃だわね。
しかしまあ、自分の両親が裕福ではない事を知ってる彼女からすれば、ココで「ギターが欲しい」とか言えないんだろうな(子供に気を遣わせる親)
なので、
「いいじゃん!ギターを練習してみる人生もアリかもよー」と言っておく。

「でもギター練習して、それでドーすんのよ!?」と長女。
「そうだな、家族でコピーバンドでもするか!」と言うワシ。
「なんで家族でそんな事…?」と長女。
「お父さんはドラムが叩けるし(下手だけど)、これでお母さんがベースの練習をすれば、ほーら、『家族でロック!』が出来るぞぉ??カラオケよりもオモシロイかもよぉ??」と言うと、
「え?お父さんドラム叩けるの?」と長女。

「だって、お母さん、お父さんと出会った最初は、お父さんが居たバンドのライブ見に行っててだったんだもん!」と言うと、長女、
「ギョエー!!」と驚愕している。
「あれ?言ってなかったっけ?」
どうも「人生の最重要事項のひとつ」をまだ彼女に話してなかったらしい(単純に「既に話した」気になっていた)
実はね、当時つきあってた男性が旅行に行ってしまってワシ、退屈だったから、友達がやっているバンドのライブを見に出かけたんですよ。
全然、興味とか無かったくせに。「ヒマつぶし」に出かけて、将来の夫を発見したという…
人生、ドコで何が起きるかなんかワカリマセンねー。

「お父さんもねー、ついこの前、『今、オレが高校生だったら、絶対、ピロウズコピーバンドをするな!』とか言ってたから、お父さんもバンド、やりたいんじゃないかなー?」と言うと、長女、笑い死にしている。
するってえとコオニタンまでがやって来て、「ワタシもタンバリンで参加したいー!」と言う。

「いいよねー、家族でバンド。還暦でのライブハウスデビューギグを目指して頑張っちゃおうっかなー?」(遠大な計画)