山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

カー●おじさんと接近遭遇

さて12月となると、パート先が忙しくなる。
同じパート先の人が、ココに務め始めてから半年らしいのだが、なんとこの半年で体重が10キロ減ったらしい。
最初その話を聞いた時は、「ソレはどっか悪いからでは?」とか思ってたんだけど、この職場なら納得。
ばっちり痩せられるわ、ココ。

で、本日朝礼の時に、店長が、「今日は本部から売り場応援が来ますのでヨロシク」と話していた。
「応援ってナンダ?具体的になんか手伝ってくれる訳?」と不思議に思っていたのだが、
「本部のエライさんは元々売り場の出身の方なので、売り場に久しぶりに復帰されるのを楽しみにしておられます」と店長が言う。
「ふーーん」と大して深くも考えずに売り場に帰っていつもの仕事をしていたら、チーフがやって来て、ワシに、
「もうソコはいいから、試食を出してお客さんに勧めて!」と命令する。
「はーい」と返事をして、カットフルーツ片手にエントランスから入ってきたお客さんを次々に確保。
「この機会に是非ともお味見下さい」なんて言いながら、ちょっと珍しいフルーツを渡していたら、その様子をニコニコ笑って見ている人が居た。

「それどんな商品なの?」と聞かれたので、軽く商品説明をして、「本日売り出しでお安くなっております」とか返事していたら、「や、どうもありがとう」とそのオジサンは消えた。

と、思っていたら、そのオジサンが次に現れた…と思ったら、お菓子の「カー●おじさん」のキグルミで登場!
「げ?」と思った。
そして次の瞬間に気がついた。
「本部のエライさんの売り場応援ってコレかよ!?」

身長2メートル超のカー●おじさんが軽いステップで踊りながら店内を練り歩き、そのまんまのカッコでレジに突入するわ子供に接近して大泣きさせるわ。
思わずハタで見てて爆笑。
なんせ足下がデカクて、歩く度にボコンボコン音がするし、キグルミはデザイン優先なのでプロポーションもアニメに合わせてあるせいか足下がよく見えないらしく、部下に手を引かれて移動したり。
一応、「カー●おじさんと記念撮影」のイベントだったのだが、子供が泣く泣く。
巨大なキグルミに恐れをなして小さい子らがワンワン泣き叫ぶ。
しかし、親や回りの大人は「ほら、記念なんだからおじさんにくっついて!」とか言ってグイグイおじさんに押し付けるし。
子供は火がついたみたいになってぎゃんぎゃん泣いていた。