山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ブラック・サンタの季節だぜ

12月、ソリは「隠密行動」の月。
いや、子供たちへのクリスマスプレゼントを、ちょっとした買い物とかのスキを見つけながらチョコマカ買い集めるので、その為に妙にコソコソした動きが増えるってダケの話しなんだが(^^;
特別高価なものとかは買わない主義だし、「ちょっとこんなもの貰ったら嬉しいかな?」というモノをチマチマ買い集めてはセットにして、クリスマスの翌朝にクリスマスツリーの下に仕込んで置くのが我が家の通例。

今年は「食べると一個だけ、食べた後に口の中が真っ赤っかーに染まっちゃうチョコが紛れているチョコのセット」とか、可愛いハンドタオルやらカステルファイバーのシャープペンシル(色が可愛い)とか、桜の香りの入浴剤とか。
そんなものをチマチマ購入。
「あとはダンナにゆたぽんだな」と決心しつつ、今日の隠密行動は終わり。

コオニタンはまだサンタさんの存在を信じていて、「クリスマスにはオレンジ・レンジの新しいCDを下さい」とか、サンタさんに手紙を書いている(^^;
長女はもう既に、サンタさんの正体に気がついているのだが、それでもコオニタンにつき合って、「サンタさんはいつも素敵なものを持って来てくれるよね?」とか言うているし。
まあ、無邪気なもんダス。

コオニタンがサンタを信じているついでに我が家では「ブラック・サンタ」の存在も信じ込ませている。
光ある所には必ず闇が存在する。
良い善良なる博愛のサンタさんが居れとなれば、この世にはその一方で、罰を与え、言うことを聞かない悪い子供を地獄に逆落とししてくれるブラック・サンタが存在するワケでして…
コオニタンが自分の部屋を片づけてないとこの季節、必ず両親(ワシら夫婦)から、
「片づけないとブラック・サンタがやって来て、プレゼントの代わりにゲジゲジや蛇や生ゴミをまき散らして帰って行くよ!」とか、「いい加減に言うことを聞かないと、悪い子にはブラック・サンタがやってきて、ムチを呉れた上に地獄に逆落とししに来るよ!!」と、ほぼ、「幼児虐待」なセリフを吐かれる事が決まっている。

今日も今日とてコオニタンは自分の部屋をせっせと片づけて、
「アタシの所にはもうブラック・サンタは来ないわ。うひひひ。でも、お姉ちゃんは掃除してないから、お姉ちゃんの所には来るんだよね?ブラック・サンタ」とか、心底嬉しそうな顔をしてワシにご注進に来るのだったorz