山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

愛されわんこの教育

ボイスとの散歩道をバトンと歩く。
すると、やっぱり今年もムベ(割れないアケビ)はたわわに実ってて、誰も採ってないw
こんなの採るのはワシだけって事。

去年は30コほども採って、いやっちゅーほどムベの実を堪能したんだけどなあ。

まだ色づいてないので、
「あとでね、あとでね…」
とムベに言いおいて散歩続行。

バトンはインドア犬なので、ちょっと歩いておしっこしたら、もう、
「カーチャン、帰ろうよーキュンキュン」と鳴く(ーー;
「まだ散歩は始まったばっかりだよ!」
と叱咤激励し、なんとか歩かせる。

すると歩いているうちにバトンも楽しくなってくるらしく、足取りが軽くなる。
「よしよしこの調子で田舎の子になれ」
と思いつつ散歩していると、農家のオジサンが軽トラで通りかかって。
一旦、通り過ぎたのに、ワシに気がついてバックで戻ってきて軽トラから降りてくる(^^;

犬が変わっとおやん!!(犬が変わっていることではないか)」

と、おっしゃる。
「はい、この夏。14歳で大往生でした」
と教えると、
「どれどれどれ〜〜」と嫌がるバトンを無理矢理両手でグリグリなさるw

バトン、知らない人にいきなりグリグリされたんで恐怖のあまり、
「うぐぐぐ」とうめき声を上げる。
「知らない人にも愛想よくして可愛がられる犬にならないとダメだよ」
と指導するワシw

おじさんは「そっかー、犬も代替わりしたのかー。そっかー」
と言い置いて、軽トラで去っていかれた。
最近、散歩を再開させたら毎日こんな感じ。

誰かに話しかけられて、ボイスの事を話している。
ボイスのお陰で山からイノシシが降りて来なくなったこと。
近所の農家の人はみんな感謝してくださっている。
ありがたい事だわ。

バトンも愛される犬になれ。