山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

夏休みの工作日和(雷雨で)

遠くから雷鳴が聞こえたような気がしたので、外の様子を見て見ると、ウチの上空は青空なのに、海の向こう側が真っ暗で全く遠目が利かないようになっていた。
「ありゃ、ひと雨来るな」と慌てて布団と洗濯物を取り込み、「どーれ」と雨を待っていると、30分ほどで激しい雷鳴とともに大粒の雨が降り始めた。
「まだ午前中だというのに。これじゃ夕立じゃなくて(以下自粛)」

するとやはり、夕立状の通り雨だったらしく、一時間ほどで雨は降り止み、雲の切れ目から再び強烈な日差しが照りつけてきた。
「うーん、やっぱり通り雨か。でも朝の天気予報では降水確率0%だったのに」とブツブツ言いながら半乾きの洗濯物を恨めしく見つめる。

すると、また一瞬、空がかき曇り日差しは見る見る遮られて、またしても雷鳴と大雨(--;
「天気にもて遊ばれている気がする」と言いつつもう洗濯物は外に干さない。

いくら雨が降って気温が下がったとは言え、窓を閉めていると蒸し暑い。
しかし外は激しい雷雨でどうしようもない。
「クーラーをつけるべきか?」と悩むケチ主婦(なんせ今、事務所は一日中、クーラーつけっ放しなので今月は先月に比べて電気代が3千円UPであった)
するとコオニタンが「コレ作った」とビーズのネックレスを持って来た。
「あぁ、上手に作れたねえ」と言うと、
「Kちゃんにあげるの」と言う。
優しい子だなあ、チミは。
コオニタン、Kちゃん宛にお手紙も書いたので、ネックレスを宝箱に入れて綺麗にラッピングしてあげる。
「すごーい、本物の宝石みたいに見えるよ!」とコオニタン大喜び。

するってえとストックしていた宝石箱(ネイビーやモスグリーンのビロードが貼られた丸形や楕円形の箱)の丸形のものに目が留まり、
「コオニタン、コレで貯金箱作ったら?」と言ってみる。
小学校の夏休み課題で、郵便局主催の「貯金箱コンテスト」出品用作品を作る。ってのがあるのだ。
「どうやって作るの?」とコオニタンが言うので、
「こうやって、こうやって」と作り方を指導。
底に油粘土を仕込んだ「おきあがりこぶし式ネコ型貯金箱」を作らせる。
なかなか上手に出来て、起き上がりの構造も成功。

夕方はダンナの納品につきあって外出。
丁度、後ろ髪が重くなってきていたので「ちょっと髪の毛を梳きたいな」と思っていた所。
「ナイスタイミング」とそのまま千円カットの店に入り髪の毛を軽くしてもらう。