山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

タイガー&ドラゴン

タイガー&ドラゴン」無事大団円。
家族全員で涙ぐみながら、最終回を見守る。

久々にはまったドラマだったが、最終回に謎がいくつか残った。
「なんで、トラジはリュウセイ会の事務所に行ったんだっけ?」
ギンギンに会いたい一心だったのか?まさかまた組員になりに行った?<んなハズは無い。

あと、師匠の心の揺らぎが今一歩な気がした。
もっと「弟子可愛いや」「落語家協会オソロシイや」「も、どうしたらいいのかワカランや」な感じが足りない気がした。

それといくら弟弟子とは言え、それの大事な「襲名披露」でのマイク持ってのコール&レスポンスはイカンだろう(感動したけど)

結論=「もう30分、枠を広げて最終回放映してもヨカッタのではないか?」

それに加えて、なんか、(本来、ダブル主人公であるはずの)岡田君の影が最後まで薄かった。
まるで「岡田君はチビで、実はそんなにカッコよくないのです」キャンペーンみたいなドラマだったな。

その一方で、長瀬クンが圧倒的にカッコよかった。
昔から「顔は好き」だった(実はダンナが若い頃に似ている。キャハ☆)のだが、「あぁ、やっぱりワシはこの手のデカ男系モンスター顔に弱いんだなあ」と実感した。
あの落語をウォークマンで聞きながら、浅草の町を舌なめずりベロベロしながら練り歩く映像は、「今年上半期最大のショック映像」だった。
コレで一発で「長瀬クン、カコイイ♪」になってしまった。

あと、鶴瓶の落語シーンは短い時間だったが、本当に素晴らしかった。
それまで「なかなかウマイじゃん」と思いつつ見ていた西田敏行の落語シーンが、一気に霞んでゆくイキオイだった。
「本職ってスゴイなあ!」と実感した。
できればもっと見たかったなあ(←ドラマの本筋チャウで)

そう言えば、ウチの長女もこのドラマですっかり長瀬クンのファンになったらしい。
なんせ「お父さん大好きっ子」なので、この「怖い顔した背の高い男」がやはりタイプなんだろう。

するとダンナがふと、ドラマを見ながら、
「長瀬クンだったら、ザラキケンパチ役を素で出来るなあ」と言う。
「あぁ!!そうだね!彼なら素顔で、ノーメイクで出来るさねえー」(感動)
激しく家族で盛り上がる←こんなネタだけで盛り上がれる家庭(--;

因に「ザラキケンパチ」ってこんな人→http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4088736109/qid%3D1120003607/249-1058741-4172308#product-details