山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

専業主婦の喜び

日曜日のアート展の代休で、子鬼は、お休み。
せちたろーは普通に学校だが。

ここ数日、せちたろーが二階の自室のベッドで子鬼と一緒に(仲良く)寝ている。
珍しくせちたろーが自分から「一緒に寝よう」と子鬼を誘っているのだ。

子鬼はお姉ちゃんが「大好き!」だから、一も二もなく「うん!いいよ」と一緒に寝てくれるが、ワシはナンデせちたろーが子鬼を自分のベッドに誘ったのか?その理由をちゃーんと知っている。はは。

朝、様子を見に行くと、二人は抱き合って寝ていた。
ベッドから落ちもせず、幼い姉妹はこの世に頼る相手がお互いしか居ないかのように抱き合って同じ顔して眠っていた。

「よしよし、仲良くしているな」
狭いシングルベッドでココまでして一緒に寝ているのは、実は、せちたろーが「先日、図書館で怖い本を二冊も借りてきて、ソレを両方とも読み終わっちゃったから」に他ならない。
母は全てお見通しである。

時間が来て、せちたろーを起こすと、自動的に子鬼も起きる。
おぉ、コレは便利だ。
いつもは両者を別々に起こしていたが、コレが結構手間取るのだ(今まで子鬼は、ワシら両親と一階の寝室で寝ていた)
ホントは二階で二段ベッドで寝て貰うと良いのだろうが・・・

せちたろーを送り出して、ダンナがボイスの散歩に久々に出かけたら、「うわ!ナンカワシ、普通の専業主婦って感じ?」って感じ。
子鬼は家にいるけど、「自由な時間」が手に入った。
掃除機をかけて(最近は某裏技番組で見た、「掃除機の先にクィックルワイパ●のシートを巻き付けて掃除方法」で掃除する。勿論、吸い込み口はハサミで四角く切り抜いてある)
面白いようにフローリングが綺麗になるし。

子鬼とパンを焼いたりして午前中を過ごす。
パンの発酵時間を待つ間は本を読んだりして、「わあ、ホントに普通の専業主婦の喜び♪ってカンジー?」と言いつつ過ごす。

子鬼は退屈になると、庭に出ていって、ピロティのスロープをガーデンカート(座って庭仕事が出来る車輪付きのコンテナ)に跨って滑り降りて遊ぶ。
ソレに飽きるとボイスに「オテ!」を仕込み(子鬼は犬用クッキーを忘れないので、ボイスは子鬼との「訓練ごっこ」が大好きである)、ボイスの全身にブラッシングをかけてくれる(ボイスはメーワクかも知れないが)

お昼は餃子を焼いて、午後は借りてきたDVDを見る。
ジェヴォーダンの獣』☆=3