山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

プレゼントはなぁに?

夕べはあまりにも深夜にずれ込み、6時から起きていたワシは、痺れるような強烈な眠さに負け、フラフラドタリとベッドに倒れ込んで寝てしまった。
で、早朝(6時)、暗い寝室で「はっ!?」と我に返る。
「子供達へのプレゼント、隠し場所から出してナカッタ!」
次の瞬間、低血圧にもかかわらず跳ね起きた。

お母さんサンタの隠密行動の仕上げである。
仕上げに失敗しては画龍点睛を欠いてしまう!
慌てて隠し場所からプレゼントを引っ張り出し、二階の暖炉横に置いてあるツリーを目指す。
ツリーはイルミネーションが一晩中点けてあったらしく、暗闇でキラキラと光っていた。
ツリーの下には既に、ダンナが買ってきた分のプレゼントの山がっ!
ゴソゴソと贈り物を取り出し、ダンナの分と一緒に置いておく。

あとはまたベッドに戻って知らんフリして子供達が起き出すのを待つ。
7時過ぎ、また目が覚める。
子供達は、夕べ遅くまでダンナへの誕生日プレゼントである「少林サッカー」のDVDを見ていたので、まだ起きてない様子。
日記の更新をしに行く。

そのうち、二階でせちたろーが起き出す音がして、次の瞬間にドタドタと走り回る音が、そして
「キャーッ!サンタさんがちゃんと来てくれたのねー!?」と叫ぶ声が聞こえてきた。
そのままドスドスと階段を下りてきて、パジャマのママで事務所に駆け込んできた、せちたろー。
「お母さん、朝、起きたらプレゼントがイッパイ置いてあった!!」と満面の笑顔。
「じゃあ子鬼チャンも起こしてあげて、一緒にプレゼントを見たら?」と言うと、「うん!」と子鬼を起こしに行った。

そのまま2人分の盛大な足音が二階へ駆け上がる音がして、「キャー!」「ヒョォー!!」と2人分の奇声が聞こえてくる。
「おほほ、隠密行動は今年も成功♪」ほくそ笑むワシ。
あまりの騒々しさにダンナも起きてきた。
子供達が次々とプレゼントを開陳。
お母さんサンタからのモノは安物ばっかりだけどねー。2人とも大喜び。

せちたろーは「サンタの正体は両親」と知ってはいる(過去の日記参照)が、「子供の間はサンタさんを信じさせて」と言っているので素直に喜んでいる(多分)
せちたろー、オイルチューブの万華鏡に大喜び。子鬼もペンギンの匹車を可愛がって、食事中も抱きしめて一緒にゴハンをあげながら食べていた(「この子も今日のゴハン美味しいねって言っているみたいー」とか言いながら)