山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

平凡な一日

ものすごい突風と大雨で明け方目が覚める。
まるで台風みたいな荒天。
西側の壁に這わせているバラのツタが、風に煽られてギシギシ鳴っている。
暗い中、起きあがるとダンナはもう、仕事に向かっていた。今朝締め切りの作業に取りかかっているらしい。
起き出して、朝の準備開始。

雨が降っているせいかあまり寒くないように感じる。
朝ご飯を作って子供達を起こし、学校へ幼稚園へ送り出す。

家に帰ってボイスの散歩。
雨が止んだので、パーカーを着込んで帽子を被り、早足でミドルコースを廻る。
と、半分くらいの地点で大雨に遭遇。
慌てて走って帰宅。
風で雲が流れて雨を降らせている。濡れた服を着替えて冷えた身体を飴湯で温める。

また、久しぶりに模写の続き。
いい加減カキコミが凄くなってきて、画面が黒々しい。
「うーん、元も暗い絵だけど、コレは黒すぎ?」と思う。
でも、密度がある絵なので、描いていて楽しい。
額に入れてトイレにでも飾るか。

ダンナが納品に出かけたので、久しぶりに更新作業。
しかし、思いっきり顔が写っている写真が多くてあまりアップ出来ないのが残念。
写真を見てはイロイロ思い出して、一人でニヤつく。
「この時、太宰府にいたアンパンマンはメッチャ感じ悪い極道系アンパンマンだったなあ」とか、どーでも良いことバッカリ。

ヒルメシは一人。
冷やゴハンをチンして、夕べの残り物の筑前煮を温めて、スナックえんどうとかき卵のスープを温めてカンタンに済ます。
「そうなんだよ、世間の奥さんのヒルメシってこんな感じなんだよ」と思う。
ウチは殆どダンナが居るので、ヒルもシッカリ作るのが普通なので、タマに手抜きできると大変嬉しい。

午後は、子鬼のお迎え。
幼稚園に入ると、子鬼、先生にダッコされているし。
最近、お迎えに行くと、いつも子鬼、先生にダッコされている。
実はワシも幼稚園の頃、毎日担任の先生にダッコされていた。
ダッコされるのが好きなのは遺伝らしい。ってか、「単なる甘えん坊」?

本屋に立ち寄ってHIHOを買って帰宅。
家に戻ると、ダンナが帰ってきていた。

ダンナがHIHOを読みながら、
「そうだよ、去年の映画のベスト10っつったら『少林サッカー』と『ロードオブザリング』が入ってなきゃオカシイんだってば!」と言い張る。
「入ってないのはキネ旬のベスト10ダケだよ。ワシの心のベスト10にはその二本はチャント入っているんだってば!」と答える。