山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイスとプロレス二連発

ダンナ、夕べは仕事が忙しくて完全徹夜。一睡もしていない。
ので、納品に出かけるのに車を運転していては危険。
子鬼の幼稚園に送るついでに一緒に乗せて、JRの駅まで送ってやる。
駅のロータリーで手を振って見送る。
「お父さん、電車に乗っていいなあ??」と、子鬼が言う(子鬼は大の「電車好き幼女」)

子鬼を幼稚園に送ってその足で慌てて帰宅。
ボイスの散歩に行く。
なんか体の調子が良くて、歩いているウチに楽しくなって走り回ってしまう。
エネルギーが全身に満ち溢れるカンジ。
気持ちが良くて笑いながら走る。
するとボイスもワシの顔を見上げながら「楽しいねえ!」という視線を送って寄こす。
「わはは、ボイス、楽しいぞ!」と言うと、ボイス、前足を伏せてお尻を高く上げ、シッポをフリフリして「遊ぼう!!」のポーズをとる。
(この姿勢はコイヌが遊びを誘うときのポーズ)
「よし、来い!」と言いつつボイスに飛びかかってゆくと、ボイス大喜びで飛び上がって抱きついてくる。
普段は人間に抱きつくことは絶対に御法度で、「行儀が悪い!」とたしなめられるのでボイスは全くヤラナイのだが、遊んでいるときは別。
どんどん飛びついて抱きついてきて良いのだ。

ボイス、口を開けて横にベロをダランと出したまま、「ハッハッハ!」と喜びの息を上げて「スキ??母ちゃん、スキ??!」と抱きついてくる。
ソレを笑いながら回し蹴りでなぎはらうと、「いやん、ヤッタわね?!」(何故か女言葉)で「ハヒッハヒッ」とむしゃぶりついてくる。
田圃の中の道(誰一人通りかかる人も居ない)でボイスと大声で笑いながらじゃれて遊ぶ。
二人でぴょんぴょん飛び跳ねながら息が切れるまで遊ぶ。
・・・知らないヒトが見たら、オオカミに襲われているように見えるだろうな。

家に戻ってシャワーを浴びていたら、電話。
ビショビショの身体で受話器を取るとダンナからだった。
「あと20分で駅に着くから」だって(--;
あわてて着替えて家を出る。

駅ビルのエスカレーターを登って改札口を目指していると、ダンナが丁度出てきた。
「おかえりなさい、お疲れさま」と声を掛けると、
「もう、ヨレヨレでしゅ??」と答えた。

家に戻るとボイスが尻尾を振って喜びの舞を踊ってダンナを歓迎。
ダンナそのボイスにヘッドロックをかけてかかと落としをヤル(--;
ボイス、父ちゃんともプロレスが出来て嬉しさの絶頂。