山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

寒波が去って、ブライアン・フェリーなんか観る

昨日程じゃないけど、今朝も寒い。
子鬼を幼稚園に送った後、洗濯物を干していたら、ボイスがマタ、ベンチの上にキチンとオスワリをして、ワシの顔を「じっ」と見ている。
「今日は散歩は父ちゃんが行ってくれるからね」と言い聞かすと、「うん、分かった、待ってる」という顔をして(ホンマかいな?)ベンチから下りた。

洗濯物干しを続行していたら、カチンカチン!と音がする。
「?」と思って、ボイスを見ると、散々齧ってチビた牛のヒヅメ(ボイスのオヤツ)を一人で放り投げて遊んでいた。
くわえて放り投げて、自分で拾って小屋まで戻り、またくわえて首を「ブン!」と振り、その弾みで遠くまで放り投げて、走って拾いに行く。
ボイスはコイヌの頃からよくこの「一人遊び」をする。
飼い主と「モッテコイ」の遊びをするときは、余程気分がノリノリの時か、気持ちが完全に「遊びモード」になっている時に限られるのダガ。

実はコイヌの時に、ボイスがダンベルロープに固執して、唸って放さなかった事があり、その時にダンナが激しく叱ったタメ、以来「持来(モッテコイ)」が出来ない犬になってしまった>ボイス。

しかし、興が乗ればモッテコイもやってくれる。
散歩チュウも蛎殻やサザエの貝殻を拾っては、嬉しそうに大切にくわえて持って帰って小屋に隠し持っていたりする。
暖炉用に積んで干してある薪もボイスのコイヌ時代からの大切なオモチャで、よく一人でくわえては放り投げて遊んでいた。
んで、今朝は牛のヒヅメ。
「キミはいくつになっても可愛いなあ」と思わず口に出す。

久しぶりの「お休みモード」でゴロゴロする。
風邪もスッカリ具合が良くなり、気持ちにも余裕が出てきた。
DVDが見たくなって、ブライアン・フェリーのパリのライブ(2000年)なんか観る。

左手の薬指にオニキスの指輪(だと思うが、もしかしたら黒真珠かも)
黒いスーツに白いシャツ。
ん?、粋だねえ。
(ジイサン)ジャズミュージシャンズと、(若くて綺麗な)クラッシックのお姉ちゃんズストリングスを従えて、華麗にコール・ポーターのナンバーなんか歌う。
し、シビレルッ!アナタが初恋の人で良かった!!(<バカ)

ここ数日来の寒さで薪がスッカリ減ってしまったので、ダンナがチェインソーでカットしてくれる。
天気がイイと、コンナ作業もラクラクできるので、イイヤね。