山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイスが怖いのは「波がある砂浜」?

朝起きたら、一面の霧!
辺り一面、真っ白な風景。

これなら散歩が楽かな?と思い、早々に散歩の準備をしていると漁師のオバアチャン登場。
ボイスもワシが下にいることを知っているので、あえて吠えて知らせない(二階にいると吠えて、漁師のオバチャンが来たことを教えてくれるが)

「今日はナニがありますか?」と見せて貰うと、なにやら綺麗なピンク色の魚が。
「コレはどうやって食べます?」と聞くと、
「そうねー、白身で美味しいから刺身でもいいし、煮付けても美味しいよ」との事。
見た目は「高級な甘鯛」ってカンジだが、ウロコの先に鮮やかなブルーの斑点が入っていて、美しい。
「コレ、なんて名前ですか?」と聞くと、
「ハトポッポ」だって(^^;ワカイィ~

一匹¥300を二匹購入。
せちたろーに「綺麗な魚が手に入ったからスケッチしなさい」と渡す。
トレトレなので、ウロコがピンク?オレンジ?鮮やかなブルー?イエローへと虹色に輝いている。

この季節には珍しく南の海まで散歩(南の海は冬の散歩コース<日陰がないので)
霧の中、ボイスと歩く。
涼しいが、湿度が高いのであっと言う間に汗ばむ。

温室犬(蘭の温室の前で飼われている犬)に手を振って挨拶していたら、丁度飼い主さんが出勤してきた。
飼い主さんと挨拶。
温室犬の小屋が、もう底が抜けているわ柱が折れて居るわで、傾いて建っているんですけどアレはそのままにしておくのですか?・・・と言いたい気持ちを堪える。

海に着くと、ボイス波打ち際を走る。
そう言えば、ボイス、以前、堤防から海に飛び込んだことがあったな。
この波が穏やかな海岸では積極的に海に入る。
船が係留してあるコンクリート護岸で泳ぐこともある。
磯場では結構深い潮だまりに飛び込んで遊ぶこともある。
アレ?もしかして、ボイスが怖いのは「海そのもの」なのではなくて、「波にさらわれるカンジがする砂浜」なのでは無かろうか?
結構、波が高くて、足下が掬われるカンジがする砂浜。ソコでボイスがいつも「ヘタレモード」になる気がする。
ボイスを五年近く飼ってきて、今日初めて気がついた。
ボイスが怖いのは「海」ではなくて「波に洗われる砂」であるようだ。

夕飯は大量の千切り野菜とポテトチップスを散らして載せた「中華風刺身サラダ」にして「ハトポッポ」をいただく。
無茶苦茶美味い!!