山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アラン・リーという画家

おぉ、日々復活するワシ。
随分普通の生活が出来るようになってきた!
朝から娘二人をクルマに乗せて、雨の中図書館まで。

図書館に着いたら、駐車場の斜め前に「キーボー」(前の愛車)が停まっていた!
「おぉ、キーボー、キーボーじゃないかっ!?」親子して大喜び。
オペル・アストラ・5ドアハッチバック・スポーツタイプ。
色はパイナップルイエロー。
滅多に見かけないクルマだが、数年に一度くらいの割合で出会うこともある。
(今まで見かけたのは熊本・阿蘇で1回、佐賀・唐津で1回、九州縦貫高速道路山川PAで1回)
図書館に泊まっているクルマは「なにわ」ナンバーであった。
「まだ、ちゃんと走っているんだねえ」と親子で話す。

図書館内は春休みのコドモでイッパイ。
ミステリー(「ボーンコレクター」)や懐かしの特撮テレビ番組(「怪奇大作戦」)の解説本なんか借りる。
ソレと子供達にも見せようと、トールキン(「指輪物語」の作者)の世界を集めた画集も借りる。
指輪物語」を中心に様々な画家が描いた「中つ国」と指輪の世界が描かれている。
モチロン、その中にはアラン・リーの絵もあった。

高校生の頃、イギリスの会社が出版している画集を買い集めるのが趣味だった。
お小遣いを溜めて(当時はかなり高価だった)画集を「どれにしようか?」と迷いながら買うのだ。
当時買った画集は今でも持っているが、特に好きだったのが「イギリスの童話挿し絵画集」
この中にイギリスの童話挿し絵画家アラン・リーの描いた絵が数枚含まれている。

当時は「綺麗な絵を描く人だなあ」くらいにしか考えていなかったが、近年、映画「レジェンド」や「ロードオブザリング」の総合美術を担当していると知り、激しく納得する。
この完成された世界観。確かに本の世界に置いておくだけには惜しい人材だもの。
今回(映画「ロードオブザリング」の公開で)、アラン・リーの経歴を初めて知ったが、ワシが画集を買っていた頃は彼もまだ20代であったのだ。
もっとキャリアのある人だと思っていたので、コレは意外だった。

ダイエ○に立ち寄って、娘達の洋服を買う。
せちたろーは今、オシャレにとても興味がある(と言ってもコドモらしい可愛いモノだが)
せちたろーはブーツカットのパンツ&スカートとベストのセット。水色とピンクのボーダー柄シャツを買う。
子鬼はジャンバースカートとレインボウカラーのシャツ。