早朝からボイちゃんを連れて「交通安全指導当番」
横断歩道の脇に立って、黄色い旗振って小学生を横断させるのが仕事内容。
寒いせいか小学生の集まりが悪い。
7時50分に出発の登校班なのに、7時55分になっても5人しか集まらない(メンバーは9人)が、見切り発車。
ボイちゃん、小学生が大好き。「遊んでー」の熱い視線を送る(「お座り&待て」させられている・以前、気に入らない子供にはワザと抱きつかせたりしていたが←大人げないオバサン)
5人を送った後、2人が走って列を追いかけてくる。
旗を持ったまま、ボイスの散歩。
風が鋭く冷たいが朝日が眩しい。日光が差す山の中の道を歩く。
溜め池のほとりを歩いていると、中学校の通学路が見晴らせる。
厨房の銀輪隊。連なって走っている。
「今日も勉学に励みたまへ」
家に帰ると、ダンナから
「旗持ったまま散歩に行ったの?」と聞かれたので、
「ソウだよ」と答える。
「変な人って思われなかった?」と言うので、
「帰り道、厨房にイッパイ挨拶された」と答える。
この旗持ってたら一目でPTAってワカルから。
午前中、買い物。
珍しくダンナがついてくる。
「アナタがスーパーの買い出しについてくるのって、3年ブリくらいじゃなぁい?」
思わず正直な感想を漏らすワシ。
食料品を買っていると、よその家の子供二人(兄3歳妹2歳くらい)がワガママこいて、床にひっくり返って大の字になってギャースカ泣きわめいている姿を見かけた。
思わずダンナに、
「子鬼はアレを絶対にやらないって知ってた?」と聞いてみる。
「俺はてっきり、子鬼はヤル女だと思っていたよ」とダンナ、答える。
「いやいや、アレは絶対にやらないの。やったことナイの。どんなに欲しいモノがあってもワシが『ダメ』って言って、チャンと理屈を教えてヤッタたらスグに諦めるよ」と教える。
「ナンで?いかにもやりそうなタイプなのに」と、ダンナ不思議がる。
「駄目なモノは駄目」という態度をワシが一貫してとっているから、「今日だけは例外」がナイのだ。
それにチャンと駄目な理由を言い聞かせると、聞いてくれる。
それでも更に、あんまりくどくどワガママ言って欲しがっていると、ホントに、母(ワシ)は走って逃げて子供を店に置き去りにして行っちゃうからね。
泣きながら追いかける羽目になるし。
ワガママが直接自分の生死に関わっちゃうから、絶対ワガママ言わないね、ウチの娘。
鬼母、ワシ。