山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

授賞式では「竹を作った妻に感謝!」て言ってね

ダンナが動けないので、毎日散歩に行っているが、なんせ秋の空。
今日は晴れていても明日はワカラナイ。
故に、天気が良いとどうしても遠出してしまう。

近所の里山に登る。
住んでいる人はイナイ山だが、ミカン山なので畑作業に来る人がいて、人気(ひとけ)はナイが、全くの無人というわけではナイ山。
コレがウチの裏山になると、イノシシの被害でもう山には入る人もほとんどいず、「全くの無人状態」なので、かなり、危険。
散歩には向いていない。
っつーか、道もイノシシがほじくり返してしまって、とても歩けたモノではない。
(その代わり、一年中、いつでもイノシシが見られるよ。見る?)

で、西側のミカン山。
登ると福岡タワーが見え、南には入り江が見える。なかなかの見晴らし。
緩やかな山道から峠の頂上を目指し、頂上付近で折り返して急傾斜の下り坂を帰ってくるコース。
ボイちゃんも息が上がり、ワシも汗ばみ、軽く息が上がる。

久しぶりに子鬼を連れてアウトレットへ。
スタバでコーヒーを飲んで、子鬼とチキンサンドを半分コして食べる。
子鬼、ラズベリーとバナナのミックスジュースを飲みながら、「美味しいねえ、楽しいねえ」と言う。
ワシの数少ない息抜きの一瞬。
ひょっとしたら、ワシ、ホントは田舎にこもってダンナのために三食毎日作り続けるという生活がイヤなんじゃなかろうか?とフト、考える。
まぁ、別にハッキリと「イヤ」ではナイが、時々はコンナ風に一人で(っつーか子鬼連れだけど)コーヒー飲みたいダケなのさ。
いいじゃんか。

散歩用のゴアテックス素材の帽子(1500円)とボイルドウール(フェルト)製の白いトートバッグ・黒皮のハンドル付き(3900円)を買って帰る。
このトートバッグ、真っ白なフェルト生地にヘッタクソな数字が水色の刺繍糸で縫い取りされている。思わず、見て笑う。
コレで念願の「ダサ可愛いバッグ」ゲット。
値札を見たら、元値は12000円であった。こんなダサバッグ、この値段で買う人がいるのか?

帰ってきてダンナの人形改造の手伝い。
いよいよ締め切り間近になって来て、とても間に合いそうにないので、ワシ深夜まで内職仕事のように、長さ2?3mmの竹の葉を枝に一枚ずつ植え込んでいって、竹づくりをヤル。
何故、竹なのかは出来上がってのお楽しみ。
思わず、根を詰める。