山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

不幸(?)中の幸い

朝一番、きゃありちゃんから電話。
週末の打ち合わせ。
雲仙?長崎?伊万里経由で土曜日夕方にウチに来るらしい。
一家四人さま、お泊まり?。
ゴン(現・浮島犬)は留守番か?
泊まりがけの客は去年の「アルファで大阪からやって来たウエデ夫妻」以来なので、楽しみ。
さて、メニューはナニにするか?寒いから「モツ鍋」?それとも魚か肉か。
あぁ、それより家の掃除が最優先である。

その後、銀行へ椅子のお金を支払いに行こうとしていたら、漁師のおばあちゃん登場。
季節によって持ってきてくれる魚が変わるのが良いところ。
ちょっと前までは「カワハギ」が主流。今は「なまこ」。
本日は「赤なまこ」一尾¥350ナリ。

丸ごとを切り裂いて、薄く薄く切ってポンズに漬けておく。
昔はなまこも既に切って調理してあるのしか買わなかったのに。
今や、生きててモニモニうごめいているなまこを調理しちゃう、ワシのこの手。うひ、残酷。

漁師のおばあちゃん、いつも売り物以外のナニカを持参してくる。ミカンだったり、焼き海苔だったり。
「お土産」と言いつつタダで下さるのだ。
「買い物より、貰い物の方が多い日もある」が、今日もそんな日。
ワシが買ったのは、赤なまこ一尾(12?3cm)のみであったが、お土産にキャベツを二玉(!)いただく。
「アタシもね、友だちに沢山貰ったの。だから遠慮しないでね」と言いつつくれる。
体積も重量もなまこに比べて、キャベツの圧勝。

「三月になったら、イカを持って来ちゃる(来てあげる)けん(から)待っとって(てて)ね」とおっしゃる。
イカ!ヨロシおすなぁ♪

銀行にて椅子のお金を無事、振り込む。
買った椅子は事務所に置いてあるが、ついついココで和んでしまって、イカン。
仕事がはかどらないことおびただしい。
CD聴きながら、本でも読んでるとうたた寝しまくり。
危険である。なんせ「恐怖!ナニもしたくない病」に罹ってしまうのだ。
ダンナ曰く、
「ウーム・チェアにしなくてヨカッタよ。アレ買っちゃったらニンゲンお終いだもん。椅子の上で身体がどよぉ??んって溶けてさ、「アルタード・ステーツ」(ケン・ラッセル監督作)になっちゃうもん。コレはまだ体が溶けない分ニンゲンでいられるから、マシ」
誰も覚えてないって、そんな映画。

ウーム・チェアを買うほどの財力もスペースもなかったのは幸いか?