山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

雨の中、命日墓参り

「ナンカ忘れてる」と思いつつ、ぼんやりとお昼を食べていて・・・思い出した!!
1月31日は義母の命日だった!
一昨日思い出して、「週末にはお墓参り」とダンナと話していたのに、スッカリ忘れてた。
ダンナに「お義母さんのお墓参り!命日!!」と叫ぶと、
「いや、昨日までは覚えてた」←覚えてたんなら一言言ってよ。
「墓参りに行こう」となって急遽支度。

出かけていたら、向こうから黄金色の派手なオデッセ●がやって来る。
「派手なクルマ」と思って見たら、「サーフボードに乗った米人経済学者」(ワシの友人美人妻Jさんの夫)であった。珍しく、ネクタイ姿。

福岡ドーム近くの菩提寺にて墓参り。
(昔は海のスグ近くのお寺であったが、海は埋め立てによって遠くに行ってしまった)
冷たい雨が降り続ける。
義母が亡くなった年はもっと寒かった。
通夜から葬式までは冷たい風と吹雪が続き、葬式が終わって焼き場まで向かう時、積もった雪が太陽に照らされて光り輝いていたのを見たのを覚えている。

義母にガンを告知しなかったのはダンナと義弟の意向であったが、当時ワシは「告知すべきでは?」と思っていた。
「10年もたてばホントはドッチが良かったのかワシのボンクラ頭でも判るのではないか?」とも思っていた。
義母が亡くなって9年。
知らせないでいるのも、「ナカナカに残酷な事」だと、今、思える。

去年の「命日墓参り」の天気は良かった。
福岡ドームで「世界のわんニャン展」というイベントがあってて、墓参りついでに見学したからよく覚えている。
しかし、この「わんニャン展」。
狭い檻に犬猫が閉じこめられているのを見て、結構一家で「どんより」して出てきてしまったな。

「このままダイエ●で「美味しい鯛焼き」でも買って帰るか」と思ったが、ナンダカもっとドッカに行きたい気分だったので、足を延ばして久山まで行く。
美味しい回転寿司を食べて、costco(米資本の会員制ディスカウントスーパー)でお買い物。
平凡で幸せな日曜日。

クルマを駐車場から出す時になって、隣に止まっているクルマに目が留まる。
「あんなに凹んだボディでテレビ付けてて、トヨタの車にホンダのアルミホイール履いてるのは美人妻Jさんしかイナイわ」と思って見たら、ビンゴ!彼女のクルマであった。
息子を連れて買い物に来ていた様子(ココはワシたちの家から40kmも離れているのに。お互い)
美人妻Jさんがらみの一日であった。