山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「死んだ猫団」参上!・カラオケで嫌がらせ

ダンナとウミネコがにゃあにゃあ鳴くという話をしていたら、せちたろーが、
「小学校にはいるまで、ウミネコを知らなかった」と言い出す。
小学校は海沿いの海岸に建っているので、見かける機会も多く、漁師の娘の同級生に訊いて初めて「海で聞こえる猫の鳴き声の正体はウミネコである」と、知ったらしい。

「ホントににゃあにゃあ鳴くので、最初は猫がいるのかと思ってたの」とせちたろーが言う。すると、
「ちょっとビターな唇ドロボウ、し●ひ●つ(小学校のある地名)うみねこ団!!」と突然ダンナが言い出す。
「なんだ、その『死んだ猫団』(唐沢なをきのマンガ「無敵鉄鋼科学大魔号」に出てくる、謎の秘密結社の名前)みたいな集まりはっ!!」と思わず、ワシの「笑いのツボ」にヒット。

トコロが、ワシの発言の「死んだ猫団」が、ダンナの笑いのツボにヒットしてしまい、二人で大笑い。
意味ナクしばらく、夫婦で涙流して笑う。
「死んだ猫団」の歌(マンガの中に出てくる、三毛猫の着ぐるみを着た「死んだ猫団」の隊員が、死んだ猫をアヤツリ人形にして操りながら踊り、歌う歌。「はぁ??死んだ猫、死んだ猫♪」という意味の全くナイ歌)までを夫婦で歌って遊ぶ。
こ、こんなにワシらの脳味噌は「死んだ猫団」に汚染されていたのか!?
でも、「死んだ猫団」は「寒の戻りに弱い」という弱点があるので、世界制覇は無理なのだった。

唐人町のお寺に行って、義母の命日のお墓参り(過ぎているけど)
もう、アレから10年。早いね。
お墓の花を入れ替えて、線香を手向ける。子鬼も手を合わす。

蕎麦屋で「鴨ざる」を食べて、カラオケ屋に移動。
ダンナが、ワシに色々嫌がらせをするため「だけ」の選曲で唄う。
ナンか聴いているのも面倒くさくナッテ、思わずアクビが出ると、ダンナ、本気で傷ついたらしい。ゴメンね。
でも、ダンナが唄った尾崎豊は似ていて、大笑い。転げ回って笑ってしまった。
ダンナは河村隆一とか、こーいう「気味が悪い系へんちくりんボーカル」を唄わせると、妙に上手い。
お陰で、ワシがそれ以降、何を唄っても霞む霞む。

帰り道、町中のビデオレンタル屋にて、増村保造第二の性」「刺青」と川島雄三「しとやかな獣」を借りる。
イヤッホゥ♪
さあ、映画を観るぞお。コメント書くぞお。あらすじも書くぞお。
しかし、このライナップでは、観賞後「けだるい有閑夫人の午後」な気分になりそうだな。