山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

山麓オフ!涙、涙の最終日

朝、せちたろーが「Kさんたち、今日私が学校から帰ってくるまで家にいてくれる?」とワシに聞く。
「いや、飛行機の時間があるから無理よ」と言うと、せちたろー泣く。
慰めようとしたら、仏間の障子ががらっと開いてお客さん三人がパジャマのママ、布団から飛び出してくる。
そしてせちたろーを抱きしめながら、「まだ、学校に行くまでは一緒に居るからね」「大丈夫だよ、また会えるよ!」「今度はせっちゃんが泊まりにオイデ」と、次々に優しい言葉を掛けてせちたろーを慰めてくださる。
せちたろー、その言葉が嬉しくてそんな優しい人たちとの別れが辛くて、泣く。

ワシは元来、家でゴロゴロしているのが好きなニンゲンで、お客さんが来ていると(一応、気を遣って)ゴロゴロできないので、「ストレスが溜まる事もある」のだが。
今回の客人は「全然違った」
全く気を遣わないで済む。本音丸出し。ラクで楽しいことばかり。であった。
「ネット上と現実の性格の一致」「本音丸出し日記」をやって来てホント?にヨカッタ!!
色々作り込んで飾っていたら、こんな素敵な方々とはお近づきになれないトコロだった。
だって、「馬脚」ってどんなに繕って隠したつもりでも「出ちゃう」もの>ココミ(え?)
ワシも皆さんと別れが辛いぞー。

せちたろーを送り出したら、漁師のおばあちゃん登場。
日記読者の皆さん、「おぉ、この方が魚売りのおばあちゃんね!」と見学に来る。
おばあちゃん、あまりにゾロゾロとウチの中からうら若い女性軍団(?)が現れるので、ビックリなさる。
魚とイカのすり身を買う。本日はコレで夕飯は「薩摩揚げ」だ。

せちたろーを学校に送りだして、みんなで散歩。
ボイスのリードを引いて、お喋り。
あっという間の二泊三日だった。
去年は「自分の人生にこんな事が起こるとは、夢にも思わなかった」ぞ。ネットやっててヨカッタ。
次は是非とも泊まりがけの温泉旅館三日三晩「語り明かしオフ」でもやりたい気分。
お互い、「言いたいことは山ほどある」様子だし。
ソレが実現の暁には、ワシは参加するよ。

皆さんを駅まで送って帰宅。
「半ヌケガラ化」したワシ。
シミジミとしていたら電話がリンリン。
「オメデトウゴザイマス、当店の母の日キャンペーンプレゼントにて、お宅様が『北海道産馬鈴薯10kg』に当選なさいました!!」ですってさ。
おやま、ビックリ。
・・・・ジャガイモ買うんじゃナカッタよ(ぼそ)