山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

街はサンタで溢れかえっている

一家全員、復活の朝。
関節の痛みもとれて、全身の悲鳴を上げるリンパ腺も落ち着き、爽やかな朝を迎える。
午前中、生協さんが頼んでおいたチキンの丸体とステーキ肉を配達してくれる。
見ると、配達員さん二人(ともに30代女性)、サンタの装束を着けている。
「若いお姉ちゃんならともかく、30代以上はイタイものがあるなぁ?」ダンナ、しみじみ言う。失礼なヤツだ。
子鬼喜んで「生協サンタさんズ」に手を振りまくり。

ディナー用にチキンの下ごしらえをして、図書館へGO。
年内最後の日なので沢山借りるつもり・・・と、例の「塀登り犬」地点にさしかかる。
ダンナ、「昨日も一昨日も塀に登ってたよ。アンタ今日はデジカメ持って来た?」とワシに訊く。
「あ。持ってきてナイ。忘れた!」と言うが早いか、両目はすかさず「塀登り犬」をチェック!!
果たして・・・今日も元気に「道行くクルマを監視チュウ」であった。しかも、シミジミと「カッチョイイ決めポーズ」で監視チュウ。
あぁ?、ワシのバカバカ。またしても「証拠写真をゲット」しそこねる。

天神でワシのクリスマスプレゼントをダンナが選ぶと言うので、「ワシは取りあえず、『愛』以外に欲しいモノなんてナイのよね」と言って断る。
せちたろーと子鬼にパズルブロック(ボールを色んな経路で落とす仕掛けになっているモノ)購入。
コレが「両親からのプレゼント」
実は秘密だが、「サンタさんからのプレゼント」(絵本・マフラー・バッグ・ヌイグルミ・ゲームソフト・お菓子の詰め合わせ)というモノもちゃんとある。だは。
ワシらって「あまあまなバカ親」、実は。

天神を歩いていて、自転車に二人乗りするサンタ(茶髪若いオトコ)&トナカイ(同若い女=全身トナカイの着ぐるみ姿・角付き)を目撃。
サンタが必死にチャリをこいでおった。
ダンナが「こぐのは♂トナカイだろう!?」と言う。
デパートの「記念写真コーナー」では、思いっきり「ユダヤ系顔」の外人サンタが子供を膝に乗せて記念撮影中。
子供、サンタのあまりの鼻のデカさ(&外人に馴れないせいか?)に、恐怖のあまり大泣き。腰が引けているのに、両親からむりやりサンタの膝に乗せられて震えて泣いている。トラウマにならなきゃイイけど。
コンビニの前では若いお姉ちゃんの「ミニスカ+ロンブー・サンタ」、おもちゃ屋の前では全身コスプレ完全装備の赤ちゃんサンタを目撃。
町中はサンタだらけであった。