山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

臭い勝負

子鬼のアタマの「臭さ」が一段落。
「もう、夏も終わりね・・・」

何故、幼児のアタマは「夏ぢゅう」、ああも「臭い!」のか?

子鬼が「抱っこ?」とばかりに抱きついてきた途端に、
ワシの鼻腔を光の早さで貫く「アンモニア臭」!
それも、「純粋なアンモニア臭」だけならまだしも、
ナンだか「ケモノくっさい」臭いも加わっているのはいかがなモノか?

そーいえば、せちたろーも幼稚園くらいまではこうだったな。
(小学生になった途端に、治っちゃったが)

「毎日シャンプーしているのに」、
「日に何度もシャワー浴びて、着替えているのに」
・・・・「幼児ってものスゴク臭い」!!

夏の間は、朝起きた途端にもう、臭い。(多分、眠っている間の汗のせい)
朝ご飯食べてるときに、膝に乗ってきたりして、幼児の頭頂部が鼻をくすぐるような位置に来ようモノなら、その場でえづいてしまいそうになるくらいに、臭い!

夏の間は、この「幼児の臭いアタマ」との戦いの日々で、
最後には「もう、臭い?いやぁ??」と半泣きになるハハであるが
(さすがにどついて膝から払い落としたりはシナイが)、
ここ二日ばかりソレも落ち着いてきている。

夜は山から下りてくる冷気が寒いくらいだし、羽毛の肌がけ布団が手放せないので、夏も終わったというコトなのだろうか?(昼間はまだ、十分暑いけど)

子供を持っていないヒトは分からないでしょうが、ほんっとに、クッサイの。
「夏の幼児」って。

因みにこの夏、ボイスと子鬼で「ドッチが臭いか勝負」もやってみると・・・

「ひんがしぃ?雄犬ボイス?24キロォ?。生まれて一度しか入浴経験は無し?」
「にぃ?しぃ?、子鬼?12キロォ?。毎日入浴中?シャワーも大好きぃ?」

まずはボイス。うしろアタマに鼻を近づけて「クンクン」
・・・確かに犬の体臭がします。でも、微かです。
前脚を持って、肉球の香りも嗅いでみます。
「香ばしい系の香りですわ」
さあ最後は、「多分、一番臭いであろう」耳の中に挑戦!
耳の穴に鼻を突っ込んで嗅いでみます。
「うん。磯臭い、塩っぽいカンジの香りですわね」

いよいよ、「王者子鬼」の番!
抱っこして、頭頂部つむじアタリに鼻を近づけようとすると・・・

「スイマセン、ワシが悪うございました。かげません!
近づいたダケで、もーガマンが出来ましぇん。」

行司あまりの臭さのため、判定不能
よって、子鬼不戦勝。
王者の座は守られた・・・