山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ソファの正体発覚

ソファを買ったお店からfax。

配送業者が一度、家を見に来るらしい。
なんせ、二階がリビングなのでソファを入れるために、階段の踊り場の幅がソファが通れるものなのかどうかをチェックしに来るのだ。
あの冷蔵庫もテレビ(36インチ)も通れたんだから多分、大丈夫と思うけど・・・

もし、搬入が無理そうだったらソファはキャンセル。
(でも最終手段の「窓から吊り下げ」と言う手もあるので多分大丈夫)

ナンの気なしに買った(でも金は未払い)ソファだが、
お店のヒトがお店の電話番号が書いてあるリーフレット(小型のカタログのようなモノ)をくれて、家でシミジミ読んでいたら、
その「ソファをデザインしたヒト」が「昔ワシがつきあってた、チョット好きだった男」の「元・上司」だった。

がが???????ん・・・世間は以外と狭かったりして・・・

東京にもここ6年ぐらい行ってないからこの会社が残っているのかどうかすら疑わしいと思っていたが、まだ残ってたのね。(六本木AXISにあった)

しかし、芸風(デザインセンス)が変わったなぁ・・・シミジミ・・・
昔はほぼ前衛。「誰がこんな家具買って家に置いてるんじゃ???い!」とツッコミを入れたくなるような家具を作る会社だったのに。
店に行っては「私、ココの家具を買うようなニンゲンじゃないわ。見るだけ見るだけ?」と、ワシは「ひやかし専門の客」だった。

月日は過ぎて、おウチにもうすぐこの会社のソファがやって来る。
「トンガッタ会社」も角が取れて丸くなり、田舎に住むワシが「あら、シンプルで良いデザインね♪」なんて速攻買いしちゃうような製品を作るようになったってコトか?
(正しくは同じ会社の別ブランドだけど)

ナンカちょっと、ビックリしたのだった。

一年中で最も暑いこの季節。
子鬼が珍しくお昼寝をしてくれたので、思い立って障子の張り替えをする。

道具は前々から買ってあり、準備万端整えてあったが、子鬼がまとわりつくと張り替えどころじゃないので、
「子鬼が昼寝する真夏の昼下がり」を狙って待っていたのだ。

なんせ、クルが障子に爪で穴を開けると子鬼が手や足の指で穴を広げ、
広げた先をつまんだりケリ入れたりして「バリバリバリ???」と大穴にしてしまい、
「見るも無惨」な風景なのだ。

とっと、とっとと作業開始。
あっという間に二枚の障子の張り替え完了。
すさんだ家の風景が随分と落ち着く。