山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイスファンのオバサンに会う

昨日の日記に書けなかった話(字数制限があるので)

一昨日の午前中、曇っていたので、久しぶりに隣の集落まで足を伸ばして散歩した。
そこで偶然行き会ったのが、「ボイスの大ファンのオバサン」

このオバサン、もう、2年ほど前、イキナリ路上で
「アナタを真夏に見かけて以来、ずーと憧れていたのよ!!」
と言いながらが、ボイスに抱きついてきたヒトである。

自転車で近づいてきながら、
「まああ!!久しぶりに会えたわ!」と言って、ボイスにご挨拶。

「もう、なんて器量良しで愛嬌良しで可愛い子なの!
頭の良さも顔に表れてて、素晴らしいわ!!」

ぽ・・・飼い主の方が、照れちゃう・・・

「愛されてる証拠なのね。とても穏やかで優しい性格をしているわ。
とても満足そう、いつ見ても」

・・・恐縮です(ボイスに成り代わって返事)

思えば、このオバサンが最初にボイスの魅力を発見してくれたのだ。

なんせ、ボイスを飼い始めた当時のウチの状況と言えば、
ワシ自身の妊娠から出産と、バタバタしまくってたし、
ダンナに到っては「(大の)犬嫌い」・・・

ボイスも一体どういうキャラクターに成長するのか予想も出来ず、
全てが手探りの日々。

一応、頭は良さそうで、生来の噛み癖や神経質さもなさそうだったので、
「後は愛情をかけて育てれば、応えてくれる筈。多分」位のカンジで
やってた「子犬育て」

でもやっぱり、世間のわんこ達と違って
「あまりにも野性的なルックス」(あくまでも、良く言えば)、
「とめどなく地味な風貌」(正直な感想はコッチ)は、
有り体に言えば「田舎クサイカンジ」だし、
自分では「賢くて可愛い」と思ってるけど、
世間のヒトはやはり、こんな犬、怖いと思ってるだろうな・・・・
と当時は思ってた、ワシ。

ソレを、覆してくれたのがこの「名前も知らない隣の集落のオバサン」だった。

それで
「あ?もしかして『日本犬好きに対して』はボイスは『変なオーラ』を発している?」
と思うようになったのだ。
それからは「犬好き」と言われる人たちから「良い犬だ」と、誉められる事が多くなり、
「そうか、ボイスって良い犬なんだ」と素直に思えるようになった次第。

アリガトウ、オバサン。

陶芸は「大作(登り窯用)の続き」
今日は残り半分「腰?肩」にかけての部分を積み上げる。
グッとすぼまってゆく「口」の部分は「これ以上積み上げてヘタルのが怖い」から、続きは、また来週。