山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

フレンズ、見た?

う・・・正直言ってオドロイタ。
ナニって、新しいTBSドラマ(伝説の金曜夜10時)「フレンズ」
コレに実は「ワシの憧れの君」(爆)エレカシ(注:日本のロックバンド 
エレファントカシマシの事)の宮本浩次(みやもと ひろじ)が出演しているのだ。

まず、最初に予告編を見たときには我が目を疑った。
確かにゲームのCMには出てたが、「演技なんてできるの?」が正直な感想。
果たして。
??????すごく自然で良い演技でした。

彼は児童合唱団上がりで児童劇団上がりではナイはずなのだが・・・
「売れない脚本家」という役どころで「ちょっと気弱なキャラクター」を演じている。
確かにこういう部分も持っているかた(「かた」だって!)だが、
ホントは「もっととっちらかったキャラクター」だし、
「才気走ったカンジ」が「ちょっとした狂気」になって、
表れてたりするのに。

どうよ、この「ちゃんと」演技してる姿。

エレカシといえば、ワシは「遅れてきたファン」で、知っているのは、
当然デビュー当時から知っていたけど、
「ヘンに閉ざされたカンジ」がドーにも好きになれなくて、で幾年月。

好きになったのは1996年、シングル「悲しみの果て」を聴いてから。

再デビュー作「ココロに花を」を聴いてノックダウン。
もう、全曲「捨て曲ナシ」!!

名作揃いで、振り絞るようにして産み出された美しい結晶が
隅々までを埋め尽くすアルバム。

もう、聴けば涙がボーダと流れ、歌詞の一言一言が胸に刺さり、
美しいメロディがあえやかな感情を引き起こす。
「ワシ的ロックベストアルバム」の一枚である。

当時幼稚園だった「せちたろー」もよく歌ってたな、当時。

「明日になればまた陽が登るだろう 僕らの夢もまたひとつ新しい 
どんな悲しくても日々の中へ消えてゆく 真夏の光のようにこのまま流されてゆこう」

で、ソレを聴いてまた感動して泣くの。ワシ。

その後「今宵の月のように」でブレイクするのですが、
作品的には「ココロに花を」を越えるアルバムは作られていません。
しかし、ファンであります。相変わらず。ハイ。

ドラマの内容は
「30歳過ぎれば世間的にも大人になる事を要求される」
というカンジ(ホントか??)

昔は「20歳過ぎれば・・・」って言われてたと思うんだけど。
いまや世間では、「30歳成人」説が主流なのか?
(殺人犯がポケモンカード持って逃げるくらいだから、そーなのかもね)