山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

忘れ物をお届け・寝る前にガックリ

朝、上の娘の忘れ物を届けに小学校へ。
教室では授業前のホームルーム時間中。

担任がどんよりとした表情で
「いま、風邪が流行ってるわ、下痢も流行ってるわ、とびひ(皮膚病・夏に現れる)
も流行っててクラスはボロボロです」と言う。
忘れ物を届けてクルマへ戻る。

クルマの中にはボイス。
ちょっと今日はいつものお散歩コースを変更して、
小学校周辺、「遣隋使出立の浜・行って帰るコース」を歩く。

まだ9時前なのに、もの凄い暑さ。
松の木陰を狙って、陰から陰へ移動しつつ散歩をするが、
やっぱりそれでも暑い。

海は満ち潮。
浜辺には降りられないので、堤防の上からリードを持ったままで
ボイスを海に下ろす。
ボイス大いに喜んで、海の中をザブザブと走る。

いったん帰ってボイスを家に置き、今日は銀行巡りの日なので再度出発。

時間をずらしたせいか銀行は空いていた。ラッキー。
思いの外、予想外のギャラまで振り込まれていたので、今月はちょっと
懐が豊かである。

家に帰るとダンナが昼寝中の子鬼を横に置いて「シンプルプラン」を観ていた。

「面白い?」「うん」
小説よりも映画がお薦め。
脚本は小説家本人が書いているのだが、小説のエッセンスを上手く抽出していて
とてもイイ脚本になってます。

某T大の研究室の「映画評サイト」でワシはこの映画を誉めたのだが、
他の人の意見では「中身のないストーリィ」とかいう意見もあって、
ホント、ヒトそれぞれである。

ワシとしては「現代に生きるアメリカ人の不毛の精神風景・その中に咲く一輪の花」
という気がしたんだけど。
タイプ的には「ファーゴ」(こっちは実話がモトネタだけど)に近い気がした。

ダンナ、ワシを見て
「昨日ね、『スゥートヒアアフター』を見直したの」と言う。

『スィートヒアアフター』はカナダ製の映画で、ワシはヒジョーに良くできた映画だ
と思い、ダンナは「そーかな?」と言ってた映画。

「ジックリ見直して、アノ映画の良さが判りました。ワタクシが悪うございました」
と言う。

夜になって、レスリー・チャンの映画を観る。
ロマンチックな恋愛映画かと思ったら、裏切りアリ、アクションあり、
なんかもの凄い(生々しい)ベッドシーンありだった。

香港人は欲張りである。
きっと単なる恋愛映画じゃ観客が満足しないんだね。
(でも良いことだよ。それ)

寝る前になって、上の娘に「とびひ」発見。
おまえもかーい!