山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

怒髪天を突く一日

昨日よりはしのぎやすい朝。
せちたろーは体操へ、ワシとボイスは散歩へ。
早朝から、勝手に散歩している犬を見かける。
茶色の長い毛並みのMIX。朝露を蹴って、一人で楽しそうに散歩チュウ。

帰宅後、急いで朝食を作ってダンナを起こす。
本日、ダンナ長崎で撮影の立ち会い。
天神までJRで、後はカメラマンの車に同乗させて貰う予定。
「アレ?スーツは着ないの?」と聞くと、「アレはジョークよジョーク」と言い張る。
「あんなに、『モッタイナイから』って言い張っていたのに、暑さの前ではあえなく玉砕かい」←非難がましいワシ。

8時過ぎの電車に乗るために、駅まで送る。
クルマで家を出ようとしたら、子鬼が「置いていかないでー!連れて行ってー!!」と号泣しながら飛び出してきた。
「ちっ!寝てたから、置いていこうと思ったのによ!!」(母は鬼母)
仕方なく、後部のシートにくくりつけて出発。
JRの駅前でダンナを下ろして別れる。

帰宅後、布団を干していると電話。
ナント、ダンナから。
「ナニ?忘れ物!?」つい、言葉にトゲが含まれるワシ。
「撮影する人形(ダンナ作キャラクター)忘れた。駅まで持って来て」ですと。
思わず、ワシ、怒髪が天を突く。
「じゃあ、持っていってあげるから改札で待ってなっ!」がっしゃん(←受話器を叩き置いた音)
人形片手に駅までとって返す。怒髪が天を突いているので、車内が狭くて仕方ない(ウソ)
駅に行くと、改札口でダンナがワシの姿を見つけて「拝んで」いた。バカ。

駅まで超特急往復二回で、もうワシ疲れた。
でも、仕事仕事。
写真1500枚トリミング作業に取りかかる。

夕方、ダンナに電話。
JRを乗り継いで帰って来ている途中であった。
(カメラマンはまだ残りの撮影があったので、現地で別れて一人、JRで帰って来た)
「ピアノのレッスンにせちたろーを送っていくから、もし、車に乗って帰って来たければ、スタジオまで来い!」と冷たく言い放つ。
せちたろーのレンッスン中、ダンナ来る。

「カメラマンに遅刻の原因を聞かれたから、撮影用の人形を持って来るの忘れてカミサンに届けて貰ってたからと言ったら、『舐めてんのか、コラ』とすごまれたよ、あはは」だって。
ワシがカメラマンなら、その場で即刻、「鼻血が出るまでドツキまわしの刑」に処すワイ>ダンナ。