山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

専業主婦だってもの申すぞい!

朝、ボイスと散歩散歩。
自宅前の山道を下りきり、納骨堂前の道の分かれ道を丘に登る方に行ってみた。少し上ると中腹に一本だけ山桜の木があって、朝日を浴びて花びらを舞い散らしている。
美しい。本当に綺麗だ。
雪のように、夢のように、朝日にきらめいてはらはらと降り注ぐ白い花びら。
もう、ウットリとその下でボイスと共に恍惚に浸っていた。
朝の不愉快さを忘れるために。ん?不愉快の原因?ふふふふ、それはねえ。
朝日新聞」の新しい誌面だよ、君。

「男も育児参加を」みたいな記事があって、散々色々書いといて結論が、「妻が専業主婦なのに、夫に『子育てを手伝え。』と言ったら、『君もパートにでれば?』と返すのも良いかも」ですと。コロス。オマエ、コロス。ワシガコノテデ、コロス。オマエト、ケッコンスルオンナガイルトイウゲンジツガ、ワシニハ、シンジラレンワ。
なんで、こんな変な男の文章を平気で載せるのだ。理解不可能。で、もひとつ理解不能の文章が家庭欄に。トコとかいうライターが、「専業主婦二流社会人論」みたいなこと書いとったわ。「おのれは、『くたばれ!専業主婦』のウケウリのつもりかあ!!恥を知れ恥を!!!」

「専業主婦=二流社会人、家畜、目障り、死ね」という図式は割に昔からあるが、そーいう社会的レッテルで人を評価するというのは、高校生が既婚者を見て、「いいなあ、いいなあ、毎日Hできるんだなあ。一日何回もHできるんだあ。」と妄想を膨らますのと同程度の想像力の持ち主だと自らを告白するのと同じ事なので、いい大人はやりまへんなあ。
そーいう、「発情期の高校生と同程度の想像力」では、世界はどんな風に見えるのだろう?世界が単純で、平面的だわね。きっと。

もし自分が、他人から「ライターさんって、元手もかからないし、鉛筆一本でできて、お気楽な商売みたいねえ。専業主婦と同じくらい楽な商売で羨ましいわ。」って言われたら、どんな気分??
そーいう、「想像力の欠落した二流の女」が「世間にもの申す」なんておこがましいわい。男社会でおじさんらにチヤホヤされて頭の中身まで「オジ化」の進んだお前らは「女の皮をかぶったオッサン(それも三流以下)」であるぞ。自覚せい、自覚。目を覚ませ。
「自分は女にしては特別、男社会でもちゃーんとやってるわ。」なーんて思ってるそこのアナタ。落とし穴が、ホレホレそこに・・・・