配信が始まってましたので、見てみましたんやで↓
実はワシは初見でして(；´∀｀)
本当の事を言いますと、特に今敏のファンでもないし、「妄想代理人」以外はそんなに熱心に見てない…てか、今敏作品の映画で場面場面では「お、お、すごいな」と思いますが全体を通すと、「見どころはあったけど、特に好きではないかな」程度なんです（告白）
あれ、怒らないで…(；´∀｀)
んで、うちのオットはこの作品、劇場公開時（１９９８年）に劇場まで見に出かけてて。
当時、家に帰ってきた時に「どうだった？」と訊くと、妙に口数が少なかった記憶があります。
「…あまり好きな作品じゃなかったのかな？」程度に当時は思ってましたが、実際に見てみてわかりました。
「女性がひどい目に合わされる作品」はオットの地雷なんですよｗ
オットは女性が暴力にさらされているとかわいそうすぎてもう目を開けて見てられなくなるという体質なんで、どうやらこの「パーフェクト・ブルー」の中でヒロインが追い詰められて傷つけられていく様子が単純に「かわいそすぎて見てられない」「直視できない」状態だったようです。
（ワシなんか、「あーあ。作品の為にヒロインが汚されて痛めつけられている でもこれを喜ぶ人もいるんだよね」程度にしか思わないけど）
この「パーフェクト・ブルー」はいわゆる「サイコサスペンス」なんですけど。
「これは現実なの？」「それとも夢？」と脱アイドルを画策するヒロインみまちゃんが現実と幻想の狭間を右往左往して精神的にも痛めつけられるって話なんですけど。
最後は「ミザリー」
ばりの馬力のあるおばさんとの対決になるんですね。
ワシが気になったのは、主人公の元アイドルみまちゃんをストーキングしているファン代表？みたいな人が整形前の米津に似てて、「この人が本当はいい人だったら深みが出たのになあ」などと思いました。
ワシなら彼は自己犠牲してでもみまちゃんを守る設定にしたけどなあ（大きなお世話）
小ネタで色々と平沢進関係のワードが映画中に差し込まれているのはご愛嬌（「ホテル・ハルディン」とか）ですね。
ワシが一番驚愕したのは、ラストシーンに医師が出てくるんですけど。
それがまるっきり、当時の平沢進のファッション＆スタイル＆顔＆ヘアスタイルで思わずアハハハハハ！と声出して笑ってしまいました。
