山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

朝ドラ反省会ひとり

さて。

糸島を舞台にした朝ドラ「おむすび」が本日、最終回でありました。

ワシもどうにか最後まで見ることが出来ました(゚∀゚)

 

最終回、弐号機が撮影に参加しているので、「何処に出るのかしらー」と見てたら、ちゃんと背中が出てましたw

その印象は、「母に似て…弐号機ったら背中が広い…」でしたよ。すまんな…母が広い背中なばっかりにオマエにまで広い背中を遺伝させてしまった…

 

まあ、ドラマ本編のお話はと言うと…

「内容がないよう」な話でしたが。

ハシカンのキャラに主人公が合ってないという言うか…

ハシカンが登場人物に決め台詞である「食べりい」と言うと、脅しているように見えるのがその最たるものでして…

目が大きいから??諭している様子が威嚇しているように見えるんですな。

肩に手を触れながら顔をしたから覗き込んで「食べりい?」って脅してるように見えかねないんですよ。

 

博多弁では「食べなさい」は「食べんしゃい」なんですけど。

「食べりい」って糸島弁なんかな(糸島に31年住んでいるのによくわからない)

 

ワシ個人としてはハシカンは度胸もあるし、紅白の司会も卒なくこなすし、「大したもんだなあ」と感心して見ておりますが。

朝ドラには…合わなかった気がします。

仲里依紗の方が合ってましたね。

(女優としてのキャリアの差?演技力の差??)

血の繋がらない子の後見人となることで、その子の人生を引き受けるという重大な決断をする主人公の姉を仲里依紗は演じてたんですけど。

そっちの方が朝ドラ向きな気がしました。

 

ハシカン演じる主人公は具体的には大変なことはあまりやってない印象で。

家事も子育ても夫に丸投げしているように見えるし、なにか人に意見するときも常に上から目線で強い口調で言っているように見えるので、あまり印象が良くなかったですね。

 

「もしかしたら、パワハラの噂もこの辺りが発信源なのかもしれない」

とまで思ったことでしたよ。

自分は何もしないのに、周りの人にアレコレ意見するあまり関わり合いになりたくない人物__てのが朝ドラの主人公なのはあまり良くないよなあ…

と思った朝でした。

 

人知れずでも人を助け、親切にしつつひっそりと縁の下の人生を歩んでいる人をバカにしているようにも見えるのが良くないねえ…と思ったことでした。

ラストシーンの唐突な俺の握ったおむすびを食えシーンも、「なんでこんな事するかなあ」とモヤモヤした気持ちにさせられる最悪の場面でした。

なんの救いも感謝もない。

ただ主人公を引き立てるためだけの道具にされた過去の恩人が気の毒で泣けました。