山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「不適切にもほどがある」最終回を見る

さっき、仕事から帰ってきてNetflixで「不適切にもほどがある」の最終回を見ましたよ。

この手のドラマにしては(失敬 そもそもドラマをほぼ見ないのでよく知らないんだけど、エラソーなこと言ってますねワシ)「名作」と言えるくらいによくできた楽しいドラマでしたね。

 

終わり方も良かったし、ちゃんとオチもついて大団円感もあるし。

最終回でテーマ音楽を担当しているCreepy Nutsご本人登場&演奏と歌唱で、子どもたちも音楽に合わせて踊ってて、「未来はいつでも明るい」「どんな時代でも人は生きて輝く」というこのドラマのテーマを念押しされている感じがしてとても良かったです。

 

そして仲里依紗

彼女の演技には泣かされましたね。

家族愛、それも複雑な家族愛を体現し、ちゃんとキャラクターの心情を言葉少なくとも雄弁に語って見せる彼女の演技には泣かされました。

押し付けがましくない、彼女の自然でしかも雄弁な演技。彼女の心の動き、キャラクターの心情が手に取るように見える見事な演技に唸らせられました(ついでに泣いちゃった(*ノω・*)テヘ)

こんなにすごい女優さんだったんですね(今更)

 

ミュージカルシーンもキャストのみなさんどなたも歌も踊りも上手で。驚きましたね(昔はそれこそ、タモリの「今夜は最高!」とか番組の中で、普段は見せることのない踊りや歌を披露する場がありましたけど、今はそんな場がないので 「この人こんなに歌がうまいんだ!?」「踊りも上手」と改めて驚きの連続でした)

 

それと吉田羊の隣に仲里依紗が立ったときに、仲里依紗の顔の大きさが際立って大きくて思わず笑ってしまいました(彼女は自身のYouTubeで「仲家の人間はみんな顔がでかい頭がでかい」と言ってますが、彼女単体ではなかなかそれがわからなくて 「本人が気にするほどかなあ」と不思議に思ってたのですが、この最終回にて、仲里依紗が吉田羊と並んで立っているのを見てそれを実感しました)

 

1986年から2024年、そして2054年へ。

時代は変わっても人は生きてる人生は続いてる。どんな暗い時代に見えてたとしても、人生は生き抜くだけの価値があるんだと、そんな明るい気持ちにしてもらえるドラマでした。

クドカン、子供を持って表現が深くなっていいですね。