山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初盆 温泉 鞠智城

と、言うわけで。

三連休の中日、叔父の初盆が本家で執り行われたわけですが。

その時に出た仕出し弁当がカロリー爆弾でしたが…美味しかったですね(゚∀゚)

寿司、うなぎ、カニ、エビ、鯛などなど、高級食材のオンパレードでした。

一番美味しかったのは「もずく」(弁当中央に鎮座)でしたが(コラッ)

 

初盆が終わったら、高級温泉旅館に投宿は無理でもw

立ち寄り温泉なら行けますし(入浴400円 ロッカーも靴箱も無料!)

この立ち寄り温泉、高級温泉旅館のすぐ近くにあっていいお湯でした。

お肌がトゥルットゥルになり申したよ。

 

雨の中、ドライブがてらソフトクリームを食べに出かけました↓

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凍らせたメロン果肉とバニラアイスを混ぜて潰して作られたソフトクリーム。

天国の味がします↓

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あまりにもメロンそのものの味がして果肉成分が多くて乳脂肪分が少なめなので、コレはソフトクリームとは言えない気がします。

「これは…むしろジェラートだね」と家族で言い合いつつ食べました(弐号機は赤肉メロン ワシとオットは緑肉メロン)

 

そして前から行ってみたかったマッチョがいる「鞠智城」を見学に行きます↓

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※防人の銅像

kofunkan.pref.kumamoto.jp

百済滅亡のきっかけとなった「白村江の戦い

ja.wikipedia.org

この戦いに敗れた百済と日本の連合軍は、百済の貴族たちとともに日本に敗走します。

そこで大和朝廷は唐と新羅の連合軍の脅威に備えるため、西日本に海を超えてやって来るかもしれない敵を迎え撃つための軍事拠点を複数箇所作ります。

その一つがここ、鞠智城です。

創建には百済からの亡命貴族が関わっているそうです(確か、大野城もそうだった記憶)

白村江の戦いに敗れたのが、西暦663年10月の出来事。

ところがこの鞠智城は西暦665年にはもう築城されているんですね。ものすごい土塁に囲まれた山城で、昔の人の土木技術の馬力の凄さと(土塁は1300年後の今も結構残っているんですよ)、本当に唐と新羅の連合軍が「明日にも海をわたって来るかもしれない」という切羽詰まった心情が伺えます。

 

鞠智城は台地の南の突端に建てられており、眼下に菊池平野が一望できます(鞠智城のすぐ近くに菊池高校の第3グラウンドがあってびっくりした 実弟は菊池高校出身なので、あちこちに高校の所有する土地があってそこの整備に生徒全員駆り出される話は聞いたことがある)

 

中大兄皇子の描いた国防の形。

防人たちが守り、亡命貴族が望郷の念を抱いたであろう歴史に思いを馳せる場所でした(オススメ)