山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

オフ中・2

朝から、雨がポツリポツリ。
でも、折角だから遠出をしようと「行きたい先は?」とリクエストを募ると、「湯布院」との事。
ボイスを連れてクルマでGO!

途中、玖珠(くす)で休憩。
霧がすごくて、「万年山(はねやま)」も「切り株山」も全容が見えない。
「コレでは由布岳も見えないかも?」と心配しつつ、湯布院入り。

果たして。
湯布院内の道路は観光客の人並みでごった返していた。
でも、いつもの週末に比べると断然空いている方。
由布岳も下半分しか見えてない、上半分は厚い雲の中。
亀の井別荘の駐車場に停めて、「湯の岳庵」にて遅めの昼食。

昼食後の腹ごなしで金鱗湖(きんりんこ)の周辺を散歩。
ボイス、アヒルにメンチ切られる。
雌の黒い巨大犬に秋波を送られる。
散歩後、「温泉にでも入るか?」と思うが、ちゃらんちゃんは風邪気味で露天は無理。
いつも行く「穴場の温泉」も「第三日曜日はお休み」で、空振り。
「ドライブでもして帰るか?」と「やまなみハイウェイ」を通って帰ることに決めるが・・・・・

・・・・山頂は雪だった・・・・(遠い目)
今年の冬、初めてあれだけ沢山の雪を見たよ・・・・(更に遠い目)
平治岳(ひじだけ)もすっぽりと厚い雲に覆われてまるで見えないし、久住?阿蘇の大パノラマも全然見られず。
コレはマサニ「五里霧中」(--;

ミルク色の世界を手探りで漂い、進んでゆくワシら。
長者原(ちょうじゃばる)では「名犬・平治(へいじ)号」(伝説の山ガイド犬・因みに雌の雑種犬)の銅像を遠目に見物。
大観望(だいかんぼう)をすり抜け、菊池渓谷を抜けて高速に乗り、帰宅。
本来だったら「様々な景色が楽しめるコース」な筈なのに、霧のセイでナニも見えずに実に残念。
天気が悪いとは知っていたが、ココまで悪いとは・・・
しかも、シーズンオフのせいで、行った先々で閑古鳥が鳴きマクリ。
途中でソフトクリームを食べに入ったおみやげ屋でも、お客がワシらしかイナイという、大変に居心地の悪い状況で、そそくさと店を出てきてしまった。

コレはやはり、世の中の不景気と関係があるわけ?ねえねえねえねえ(エンドレス)